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宇佐市は、大分県の北部に位置し、瀬戸内海に突き出た国東半島の西側に接しています。市の北部、周防灘(すおうなだ)に面した海浜地域から平野地域、都市的地域、中山間地域、内陸盆地地域及び南部の大規模な森林地域まで非常に多様な地域構成です。
宇佐は古代から開けた土地の一つであり、歴史にたびたび登場します。かつて国家の大事の際には、宇佐使(うさづかい)とよばれる天皇の使いが宇佐神宮につかわされていたことも、宇佐の重要性を物語っています。
昭和42年(1967年)4月1日、四日市町、駅川町、長洲町、宇佐町の4町が合併し市制が布かれ、平成17年(2005年)3月31日に宇佐市、安心院町(あじむまち)、院内町が合併し、新「宇佐市」が誕生しました。
宇佐市内には数多くの文化財が残されており、なかでも日本中に4万数百あるといわれる八幡神社の総本社でもある宇佐神宮は鎮守の神として広く親しまれています。また、周防灘からの豊かな水産物、平野部での土地利用型農業、山間部での高付加価値農業、情報技術・自動車等の技術産業、歴史遺産やグリーンツーリズムを活かした交流・観光などが盛んです。
市の花 つつじ | 市の木 イチイガシ |
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写真提供:宇佐市
宇佐神宮 全国約11万の神社のうち4万600社あまりが八幡社であり、その総本宮が宇佐神宮です。725年に建立され約1300年の歴史があり、境内には国宝の本殿のほか多くの社殿が点在しています。 |
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西椎屋の景(にししいやのけい) 国道387号から望む西椎屋地区は、地元の人が秋葉様(あきばさま(火伏せの神))と呼ぶ円錐形の山を背景にした棚田と集落の景観が南米ペルーのマチュピチュに似ていることから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれ、全国紙やヤフーニュースで紹介されたことから、注目度が大幅にアップしています。 |
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東椎屋の滝(ひがししいやのたき) 日本の滝百選に選ばれた東椎屋の滝は、日光華厳の滝に似ているところから、「九州華厳」と称されています。高さ85mの断崖を落下する様は圧巻でマイナスイオンもいっぱいです。 |
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安心院鏝絵(あじむこてえ)
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写真提供:宇佐市
安心院葡萄 かつて安心院を訪れた司馬遼太郎が日本一の盆地風景と絶賛した安心院盆地は、深い底霧に包まれ朝夕の気温差が激しい風土であるため、ぶどうの栽培に適しています。標高120~330mの丘陵地帯に造成されたぶどう団地を中心に、栽培面積160ha、約170戸の生産者が年間1,300tものぶどうを栽培する広大なぶどうの産地です。 |
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宇佐からあげ 一人あたりの鶏肉消費量が全国トップクラスと言われる大分県。なかでも宇佐市や中津市を中心とした県北地域では、鶏肉のからあげ専門店が数多く軒を連ね、精肉店や惣菜屋等を含めるとかなりの数にのぼります。 |
写真提供:宇佐市
奈良時代、聖武天皇が東大寺を建立する際、宇佐八幡は大変重要な働きをしました。八幡神は東大寺を守る神として祀られるようになり、朝廷は国家の重要な事柄について八幡神に伺いを立てるようになりました。
平成14年(2002年)の東大寺大仏開眼1250年記念の際に宇佐八幡神輿、東大寺御神幸が再現されたことをきっかけに、平成16年(2004年)に宇佐市で開催された「東大寺サミット・2004 in 宇佐」会期中の7月30日に友好都市提携をしました。
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宇佐市の名所を臨場感たっぷりでご覧いただける動画です。楽しんでご覧ください。