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小浜市は福井県の南西部に位置し、北は若狭湾に面し、南は一部で滋賀県と接しています。北陸地方に属していますが、積雪は少なく、おおむね温暖な気候です。
小浜市は日本海に面した天然の良港として古くから開けました。古代から朝鮮半島や中国大陸との交流があり、日本海交易によって先進的な大陸文化を受け入れ、都に伝えました。また、日本海有数の漁場であったことから古代には『御食国(みけつくに)』として朝廷に食料を献上していました。
中世以降も小浜港を中心に千石船が日本の各地を行き交い、陸路では京都への輸送拠点となるなど商都として栄えました。市内には社寺、遺跡も数多く残っていて「海のある奈良」ともいわれています。
昭和26年(1951年)に、1町7ヶ村が合併し市制を施行しました。昭和30年(1955年)には新たに2ヶ村を編入し、若狭地方の中心都市として現在に至っています。
小浜市の花 つつじ | 小浜市の木 もみじ |
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写真提供:小浜市
蘇洞門(そとも)めぐり |
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御食国(みけつくに)若狭おばま食文化館 食にまつわる歴史・文化などを展示する「ミュージアム」や郷土料理の体験ができる「キッチンスタジオ」、伝統工芸体験ができる「若狭工房」を併設する食のミュージアム施設です。子どもから大人まで楽しんでいただけます。 |
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明通寺(みょうつうじ) 大同元年(806年)に征夷大将軍・坂上田村麻呂により創建されたと伝えられ、本堂と三重塔が国宝に指定されています。深山幽谷の地にひっそりとたたずみ、重文など数多くの文化財を擁する古刹です。 |
写真提供:小浜市
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伝統工芸・若狭塗 江戸時代に、小浜の漆塗りの職人が海外の漆器作りにヒントを得て、海底の様子をデザインしたものが始まりとされています。 若狭塗箸は約400年の歴史を持つ小浜市の地場産業のひとつ。国内の塗箸生産量の8割シェアを誇ります。若狭塗箸の研ぎ出し体験が人気で、アワビ貝や卵の殻が埋め込まれた若狭塗箸は、研ぎ方によって模様の出方が変わるので、一本一本違った表情を楽しめるのが魅力です。 |
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鯖料理 また、小浜の鯖料理の新名物といえば「鯖の刺身」です。酒粕をエサに混ぜた養殖鯖「小浜よっぱらいサバ」は甘みがあり、程よい脂と絶妙な身の締りがあり格別な味わいです。 |
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くずまんじゅう 口当たりはひんやり、なめらか。ぷるんとした食感とすっきりとした甘さが大人気の小浜の夏の風物詩の和菓子です。4月下旬頃から9月末頃までの期間限定販売です。 |
写真提供:小浜市
小浜の若狭神宮寺では毎年3月2日に「お水送り」が行われます。小浜市の伝説によると、「お水送り」の水は、10日間をかけて東大寺の「若狭井」へたどり着くと言われています。若狭井で汲み上げられたお香水は、東大寺の伝統行事「修二会(お水取り)」で使われます。
このような縁で、昭和46年(1971年)11月7日小浜市で姉妹都市盟約宣言が調印されました。
姉妹都市提携以来、経済・観光・文化・スポーツ等各方面で活発な交流が行われています。中でも、両市の特産物と観光の紹介のために開催される観光物産展は好評を博しています。
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小浜市の食や文化、歴史などが紹介されているパンフレットです。