奈良公園のシカ
「奈良のシカ」は奈良で1300年以上前から生息する野生動物です。
野生であるシカと人との生活が溶け込んで共存してきた歴史が評価され、国の天然記念物に指定されています。
シカにえさを与えないでください
シカは奈良公園内に生えている植物(シバ、葉っぱ、ドングリ等)を主食とし、それらを自力で食べて生きています。不適切な餌付けをすると、シカのためにならないうえに、人とシカの適切な距離が崩れ、共存に悪影響を及ぼします。注意しましょう。
※例外 鹿せんべい

鹿せんべいは、江戸時代から始まった「奈良のシカ」と人とのふれあいに欠かせないものであり、歴史的背景をもつ文化です。
鹿せんべいは、シカにとって安全につくられたおやつであり、その売り上げの一部がシカ保護の費用に充てられていることから、保護と観光振興の観点から例外と認められています。
人の食べ物を与えたらどうなるの?

交通事故の原因にも
自動車から、また道沿いでのえさやりは、通行の妨げやシカの飛び出しなど事故の原因になります。 
奈良公園内にゴミは捨てないで
- シカが誤って食べてしまうと、病気の原因にもなります。
- 奈良公園にゴミ箱はありません。ゴミは必ず持ち帰って下さい。
- シカにレジ袋やお菓子の包みを食べられないように気を付けましょう。
- 公園内にゴミを発見したら、シカのためにもゴミ拾いに協力をお願いします。
奈良の鹿愛護会
鹿の交通事故や、ケガをした鹿、様子のおかしい鹿を見かけられたら、下記連絡先にご連絡ください。
電話番号:0742-22-2388