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ベルサイユ市はフランスの北部、パリ郊外にある都市です。17世紀末から18世紀にかけて、ブルボン王朝の宮殿があったことで名高く、まちは宮殿を中心に規則正しく街路が通じ、大通りには3列の並木が植えられている歴史的な観光都市です。
ベルサイユの起源は、ルイ13世が狩猟場として小さな城を建てたのが始まりで、ルイ14世が広壮な宮殿を営んでから、一躍王国の首都として政治・文化・社交の中心地となりました。そして王政復古後の1873年、ルイ・フィリップ国王により王宮の一部が歴史博物館となり、現在では多くの観光客を集めています。
ベルサイユ宮殿 ベルサイユ宮殿は1979年「Palace and Park of Versailles(ベルサイユの宮殿と庭園)」として世界遺産に登録されました。 |
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ベルサイユ宮殿の庭園 ベルサイユ宮殿の庭園は、約40年かけて造られた、フランス式庭園の最高傑作と言われています。庭園内にはおよそ1400もの噴水があり、水と緑をふんだんに使った美しい風景を楽しめます。 |
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ラトナの噴水 「ラトナ」とは太陽神である「アポロ」と月の女神である「ディアナ」の母のことです。噴水のアポロ像の足元には、神の怒りに触れてカエルやトカゲに姿をかえられた村民たちがおり、暗に貴族たちをけん制し、従わせることを意図してつくられたと言われています。 |
花火と大噴水ショー 毎年夏の夜のベルサイユ宮殿にて、「花火と大噴水ショー」が開催されます。迫力のある花火と、ライトアップされた幻想的な噴水を楽しむことができます。 |
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ベルサイユのマルシェ ベルサイユのマルシェは、フランス国内でもトップクラスの歴史と規模を誇り、地元の人はもちろん近隣やフランス国内の観光客も多くいつも活気にあふれています。洋服、靴、雑貨、アクセサリーなど、食品以外のマルシェもあります。 |
昭和61年6月、ベルサイユ市からシモーヌ・プロスト議員一行が、アンドレ・ダミアン・ベルサイユ市長の姉妹都市提携希望に関する親書を携えて、奈良市長を訪問されました。そのとき姉妹都市提携について具体的に検討することを約束されました。
その後、ベルサイユ市長から本市を訪問願いたいとの書簡が届きました。その要請を受け、同年9月に奈良市助役一行がベルサイユ市を親善訪問し、姉妹都市提携についての協議を行うとともに、まちを視察しました。その後、姉妹都市提携について協議・検討の結果、ベルサイユ市との姉妹都市提携を行うことを決定し、ベルサイユ市にその旨の連絡をしました。
そして同年10月、ベルサイユ市長から姉妹都市提携の調印をベルサイユ市で行いたいとの招請状が届きました。その招請に基づき、西田奈良市長・西村奈良市議会議長ら一行が、ベルサイユ市姉妹都市提携親善訪問団としてベルサイユ市を訪れ、昭和61年11月14日ベルサイユ市役所において調印式が行われました。
姉妹都市提携後は薪御能ベルサイユ公演や入江泰吉写真展、ならまちセンターでのベルサイユ美術展などの文化交流や児童・生徒の絵画交換などの教育交流などを行っています。
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