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令和7年12月20日(土曜日)、仲川げん奈良市⾧が、「中央アジア+日本」対話・首脳会合に出席するため訪日中のシャフカット・ミルジヨーエフ・ウズベキスタン共和国大統領と東京都内で会談を行いました。
富雄丸山古墳出土の大型虺龍文鏡(きりゅうもんきょう)を大統領にご覧いただくとともに、両国の外交関係樹立35周年記念にあたる2027年に開催する『奈良・サマルカンド特別交流展』の成功へ力強い言葉を頂きました。

会談風景

大統領に大型虺龍文鏡について説明する市長
会談ではウズベキスタン側からバフティヨル・サイードフ外務大臣 とムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ駐日大使、 日本側 から平田健治駐ウズベキスタン大使に同席いただきました。
なお、同日、高市早苗内閣総理大臣とシャフカット・ミルジヨーエフ大統領の両首脳間で 「次世代のための日本国及びウズベキスタン共和国の間の拡大された戦略的パートナー シップに関する共同声明」への署名が行われ、声明文書内において2027年「奈良・サマ ルカンド特別交流展」にかかる事項が述べられました。
※「次世代のための日本国及びウズベキスタン共和国の間の拡大された戦略的パート ナーシップに関する共同声明」<外部リンク>以下抜粋
「64 双方は、文化交流の一層の強化の重要性を強調し、ウズベキスタン芸術文化 振興財団と日本の博物館との双方の同意の下、大阪民族学博物館(2026年)及 3 び奈良国立博物館(2027年)においてウズベキスタンの博物館の所蔵品展を開 催することへの支持を表明した。」
令和7年8月17日(日曜日)、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でウズベキスタン共和国の「ナショナルデー」開催の機会に合わせて、ウズベキスタンパビリオンで、仲川げん奈良市長、井上洋一奈良国立博物館長、ガヤネ・ウメロワ・ウズベキスタン共和国大統領府文化芸術発展基金理事長の三者で、「奈良・サマルカンド特別交流展」の2027年開催に係る覚書締結式を行いました。

展示品として、以下を予定しています。
中国では、前漢時代(紀元前1世紀ごろ)に武帝が張騫(ちょうけん)を西域に派遣したことが知られています。これにより、中国と中央・西アジアとの交易網が開拓されたと言われており、これが後に「シルクロード」と呼ばれるようになります。
これを物語るように、ウズベキスタンでは前漢の文物(漢鏡をはじめとする青銅器など)が出土しており、コクテパ墳墓(サマルカンド市中心部から北約30km)では直径18.7cmの大型虺龍文鏡が出土しています。この資料は、ウズベキスタン共和国でもシルクロード開拓を物語る資料として国宝級の扱いがなされています。
そして、2023年度には当市でも富雄丸山古墳第7次調査が実施され、造出し埋葬施設の棺内から3面の銅鏡が出土しました。このうちの1面が、直径19.1cmの大型虺龍文鏡でした。古墳から前漢鏡である虺龍文鏡が出土することは異例で、大型虺龍文鏡の出土事例は日本で2面(福岡県平原(ひらばる)1号墓出土鏡:国宝)しかありません。
この奇跡ともいえる富雄丸山古墳での大型虺龍文鏡の出土は、資料としての対比ができる好例であることに加えて、まさにシルクロードの開拓を物語る上でも重要であることから、本展覧会の趣旨とも非常に調和的なものです。
ふるさと納税の使い道として、<「奈良・サマルカンド特別交流展」事業>を選択していただくことで、応援いただけます。
ふるさと納税の使い道には「奈良・サマルカンド特別交流展」事業をお選びください!
\ 引き続き、皆様からの温かなご支援をお待ちしております。/

奈良市とサマルカンド市は、姉妹都市提携を結んでいます。
姉妹都市提携5周年にあたる2027年、奈良国立博物館(において、ウズベキスタンの国宝級の文物を集めた「奈良・サマルカンド特別交流展」の開催を目指しています。
令和9(2027)年7〜9月 会期終了後:正倉院展の開催へ繋ぐ
奈良国立博物館東・西新館
奈良市、ウズベキスタン共和国大統領府文化芸術発展基金、奈良国立博物館
ウズベキスタン国立歴史博物館
残る事業費については、企業からの寄附金・協賛金・国交付金及び入場料収入等を充てる予定です。

シルクロード・文明の十字路といわれた中央アジアと奈良との関係を、1300年を超える東西交流の物語の中で明らかにします。
アレクサンダーによって紀元前に開かれた中央ユーラシアの東西交流は、続くソグド人商人の活動により拡大され、交易を伴うものと文化の移動によって、シルクロード沿線に、そして日本に大きな影響を及ぼしました。
今回の展示では、日本初出の極彩色の壁画や魅力あふれる初期仏教美術を含む豊富な考古資料を展示し、併せて、正倉院に代表される奈良の文化につながる東西交流の精華を一堂に示すことで、これら交流の影響がどのように奈良に伝えられ、根付いたのかを特別展を通じて明らかにできればと考えます。
(関連ページ)奈良市とサマルカンド市の交流紹介ページ