奈良市と慶州市は、昭和45年(1970年)4月15日に姉妹都市提携を行い、令和7年(2025年)で55周年を迎えました。
姉妹都市提携55周年を記念して、奈良市内在住または在学の高校生が、慶州市の史跡や学校等を訪問しました。
目的
- 他国の文化や歴史に触れ、友好姉妹都市への理解を深める。
- 青少年同士の交流を通じ、更なる姉妹都市関係の強化と友好の促進を図る。
- 両市の姉妹都市交流を引き継ぐ担い手を育成する。
- 世界へ視野を広げ、グローバルな思考力と柔軟力を養い、国際的な人材を育成する。
- 現地の学生との交流を通じて友情をはぐくみ、継続的な友好関係を構築する。
事業概要
- 訪問先
大韓民国 慶州市
- 訪問期間
令和7年8月21日~8月23日(2泊3日)
- 訪問人数
20名
- 主催
奈良市 慶州市
※この事業は、一般財団法人自治体国際化協会の助成事業により実施されました。
- 訪問スケジュール
| 日 |
時間 |
内容 |
| 8月21日 |
午後 |
金海国際空港到着 |
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慶州市副市長表敬訪問 |
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史跡見学<瞻星台(せんせいだい)> |
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東宮と月池夜景見学 |
| 8月22日 |
午前 |
APEC会場見学 |
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慶州女子高校訪問 |
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午後 |
文化体験(ホームビジット) |
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皇理団(ファンニダン)ギル散策 |
| 8月23日 |
午前 |
国立慶州博物館見学 |
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午後 |
金海国際空港出発 |
当日の様子

慶州市副市長表敬訪問

学校交流

文化体験(ホームビジット)

視察の様子
参加者のレポート(一部抜粋)
- この体験をきっかけに、多言語を習得し、より幅広い国際交流に参加したいと考えるようになりました。そして、多様な人々と関わる仕事に就いて、最終的にはその経験を奈良に還元し、地域と世界を結ぶ懸け橋となれるような人材になりたいと思います。
- 今回の経験を通じて、改めて言語と文化を学ぶ重要性と、直接対話をすることの意義を強く感じました。異なる文化を理解し尊重しながら、多くの国の人々と交流できる仕事に就くために、この経験を必ず将来に活かしていきたいと考えています。
- 今回のプログラムは、単なる観光旅行や交流にとどまらず、文化的な学びや教育的な価値をもたらす素晴らしい機会でした。私たちの世代が築いたこの絆が、未来に向けてさらなる可能性を開くことができると感じました。