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奈良市とサマルカンド市が令和4年10月18日に姉妹都市提携を結び、1周年を迎えたことを記念し、令和6年4月22日に、駐日ウズベキスタン共和国大使館と共催し、奈良商工会議所中ホールにおいて『ウズベキスタン観光経済セミナー』を開催しました。47名の方々に参加いただきました。
冒頭、鈴木千恵美奈良市副市長、サイドフ・バホディル駐日ウズベキスタン共和国大使館参事官による挨拶が行われた後、エルガシェフ・ファヒリディン一等書記官による『観光セミナー』、サイドフ・バホディル参事官による『経済セミナー』が実施されました。サマルカンドにある世界遺産レギスタン広場から伊藤卓巳JICA海外協力隊員によるオンライン現地中継も実施され、参加者にウズベキスタンを身近に感じていただける内容となりました。
『観光セミナー』では、秋の紅葉や冬のスキーといった四季折々のウズベキスタンの旅の楽しみ方や、サマルカンド以外にもブハラやヒヴァといった歴史都市もお勧めの訪問先であること、ウズベキスタンが「生きている間に訪れるべき世界都市トップ10」に選ばれていることなどの様々な観点からウズベキスタンが魅力的な観光地であることの紹介が行われました。
『経済セミナー』では、中央アジア諸国で最も人口の多いウズベキスタンが現在も年100万人ペースで人口が増加し、人口の6割が30歳未満であるといった若い労働力に溢れていること、経済成長がプラスで推移し、金銀銅といったほぼ全ての鉱物が産出し、天然ガスも豊富な資源国であること、欧米企業の進出も相次ぎ、日本企業の進出も進んでいる状況について紹介されました。
参加者から相次ぐ質問にも大使館の方々が丁寧に答えられ、ウズベキスタンについてとても理解の深まる機会となりました。
エルガシェフ・ファヒリディン一等書記官による『観光セミナー』
サイドフ・バホディル参事官による『経済セミナー』
伊藤卓巳JICA海外協力隊員によるオンライン現地中継
会場ホワイエでの展示