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奈良市と西安市(中国)は、昭和49年(1974年)2月1日に友好都市提携を行ってから令和5年で50周年を迎えます。
奈良市と西安市はかつて、日中両国の首都として深い絆で結ばれていました。
この歴史的な因縁によって、昭和44年(1969年)3月に奈良市から西安市革命委員会主任(市長)あてに友好都市提携を提案した親書を送付しました。以後数回にわたり書簡、要請書等を送付しました。
その後、昭和47年(1972年)10月、中日備忘録貿易弁事処首席代表肖向前氏が奈良訪問の際、同氏に奈良・西安両市の友好都市提携促進方を提出して、早期実現を依頼しました。
昭和48年(1973年)9月、奈良市助役が訪中し、西安市革命委員会孫長興主任ら代表者と両市の提携について協議を行った結果、双方が同意し、昭和49年(1974年)1月27日、西安市革命委員会の招請により、奈良市長を団長とする奈良市訪中友好代表団が西安市を訪れ、2月1日に西安市革命委員会講堂で友好都市宣言式を行いました。