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3月1日~8日は女性の健康週間です

ページID:0222731 更新日:2025年2月21日更新 印刷ページ表示

3月1日~8日は女性の健康週間です!

健康増進課では、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすために女性の健康づくりを支援しています。

女性の健康週間に関する展示

とき・ところ

 3月3日(月曜日)~3月7日(金曜日) 奈良市役所本庁舎 1階 連絡通路

内容

女性の健康に関するパネル展示とチラシ配布を行います。

また、下記の情報も参考にしてください。

女性の健康週間 女性に多い!?骨粗しょう症

日本人女性のかかる「がん」第一位 乳がん​ 若い女性から増えています!子宮頸がん

女性の健康課題

女性の健康はホルモンの変動と切り離せない関係にあります。卵巣から分泌される女性ホルモン(卵巣ホルモン)には、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」のふたつがあり、月経周期や一生の間でもホルモンの分泌量には大きな変動があります。月経での不調などを感じる場合は医療機関をご受診ください。

女性の健康に関する正しい知識や情報を入手し、活用するために以下サイトをご活用ください。

 

スマートライフプロジェクト(スマート・ライフ・プロジェクト)<外部リンク>

健康イベント&コンテンツの中に「女性の健康習慣」のコンテンツがあります。

  • ​女子体操選手として活躍し、引退後は2児の母親でもある田中理恵さんと産婦人科医でスポーツドクターの能瀬さやか先生が対談を行い、女性の健康について能瀬先生がやさしく解説されたYouTubeが上がっています。
  • 骨活のすすめ(骨粗しょう症について)

 

ヘルスケアラボ(女性の健康推進室 ヘルスケアラボ)<外部リンク>

ライフステージ別女性の健康ガイドや女性の病気セルフチェックがあります。

 

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは、加齢に伴う骨量の過度な減少などによって「骨が弱くなり骨折しやすくなる病気」です。しかしながら、無症状の人も多く、知らないうちに骨量が減り、骨折することもあります。

特に女性は、閉経すると、骨の新陳代謝に関係する女性ホルモンエストロゲンが激減するため、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

奈良市の骨粗しょう症検診は、40歳から70歳までの5歳刻みの女性を対象に実施しています。詳しくはこちら⇒骨粗しょう症検診(令和7年度は7月1日から開始予定です。)

介護が必要となった原因の構成割合(女性)。「骨折・転倒」の割合が17.8%で増えてきています!

骨粗しょう症予防のポイント

1日3回規則正しく、バランスのとれた食事

骨を強くするためには、カルシウム、たんぱく質、ビタミンK、ビタミンDも大切です。

牛乳はカルシウムを含みます。お肉はたんぱく質を含みます。納豆+ビタミンKシラスはビタミンDを含みます。

日光浴で気分もリフレッシュ

ビタミンDは食事からだけでなく、日光浴によって皮膚でもつくられます。

日光浴

運動は骨の量を増やし、骨を丈夫にします

ウォーキングをする女性つま先立ちをする女性

※骨折経験や腰痛などの関節痛がある場合は、整形外科医に相談してから運動してください。

日常生活の中で運動量をアップするポイント!

乳がん

2020年にがんと診断された女性の部位別順位と2023年にがんで亡くなった女性の部位別順位

女性の部位別・年齢別がん罹患数2020年のグラフ

  • 近年、日本人女性の9人に1人が乳がんにかかると言われており、女性が一生のうちで1番かかりやすいがんです。とくに、40~50歳代女性のがん死亡原因1位となっています。
  • 乳がんは早期に発見して治療すれば、治癒(診断時からの5年相対生存率)が95%以上になります。
  • 早期に発見するには、ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)​が重要です。

ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)の4つのポイント

ご自身の乳房の状態を知る(着替えや入浴などの際に乳房を見て、触って、感じて乳房を意識的に自覚します。)乳房の変化に気をつける(しこり、乳頭分泌物、乳頭や乳輪のびらん、皮膚のへこみ、乳房痛など)※すべて乳がんの症状ではありませんが、乳がんの早期の症状の可能性があります。

  変化に気づいたらすぐ医師へ相談する  40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける

マンモグラフィ検査について

乳房のX線撮影のことで、プラスチックの板と撮影台に乳房をはさんで上からレントゲンを撮ります。1cm以下のがんも見つけられる優れた画像検査法です。

奈良市では、2年に1回マンモグラフィ検査の乳がん検診の受診票(けんしんパスポート)を個別に送付しています。
詳しくはこちら⇒乳がん検診 ※令和7年度は7月1日から開始予定です。

喫煙とがんの危険な関係

「たばこを吸う人」は「吸わない人」に比べて、何らかのがんになるリスクが約1.5倍に高まることが分かっています。

女性特有の乳がんのリスクは、増加の可能性が示されています。

サポートを受けながら禁煙に取り組みましょう。​禁煙のサポート情報はこちらのページをご覧ください。

 

子宮頸がん

子宮がんの年齢枠別罹患数(2020年)

  • 子宮頸がんは20歳代から増えるがんです。
  • 子宮頸がんの多くはHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染がきっかけとなります。HPVは一度でも性交渉の経験があれば感染している可能性があります。早期のうちはほとんど自覚症状がありません。そのため、異常を感じたら手遅れになる可能性があります。
  • 子宮頸がんはがんが進行すると子宮摘出手術が必要となる場合もありますが早期のうちに治療すれば、子宮を摘出せずに治癒できるため、妊娠・出産も可能です。

※子宮体がんの自覚症状は出血(おりものに血が混ざり、褐色になるだけのものもあります。月経ではない期間や閉経後に出血がある場合は注意が必要です。)、排尿時の痛み、排尿のしにくさ、性交時の痛み、下腹部の痛み、進行した場合は腹部膨満感(おなかが張る感じ)などの症状があります。気になる症状があった場合は、医療機関をご受診ください。

子宮頸がんの予防のためにできること

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチンを接種することで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぎ、将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。

子宮頸がん検診  

  • ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種を受けていても、子宮頸がん検診は必要です。
  • 子宮頸がん検診は「がんになる前の状態」を発見することが可能です。
  • 20歳になったら2年に1回、検診を受けることが大切です。奈良市では、2年に1回子宮頸がん検診の受診票(けんしんパスポート)を個別に送付しています。
    詳しくはこちら⇒子宮頸がん検診(令和7年度は7月1日から開始予定です。)​ ​

子宮頸がん検診の内容:医師による診察と子宮の入り口を柔らかいブラシやヘラで軽くこすり細胞を採取します。採取した細胞を専門医が顕微鏡で観察し、異常がないか確認します。

喫煙とがんの危険な関係

「たばこを吸う人」は「吸わない人」に比べて、何らかのがんになるリスクが約1.5倍に高まることが分かっています。

女性特有の子宮頸がんのリスクは、確実に増加すると示されています。

サポートを受けながら禁煙に取り組みましょう。​禁煙のサポート情報はこちらのページをご覧ください。

 

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