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3月1日~8日は女性の健康週間です

更新日:2023年2月24日更新 印刷ページ表示

3月1日~8日は女性の健康週間です!

健康増進課では、女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を過ごすために女性の健康づくりを支援しています。

女性の健康週間に関する展示

とき・ところ

 2月27日(月曜日)~3月3日(金曜日) 奈良市役所本庁舎 1階 連絡通路

内容

女性の健康に関するパネル展示とチラシ配布を行います。

また、下記の情報も参考にしてください。

女性の健康課題

女性の健康はホルモンの変動と切り離せない関係にあります。卵巣から分泌される女性ホルモン(卵巣ホルモン)には、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」のふたつがあり、月経周期や一生の間でもホルモンの分泌量には大きな変動があります。月経での不調などを感じる場合は医療機関をご受診ください。

女性の健康に関する正しい知識や情報を入手し、活用するために以下サイトをご活用ください。

 

スマートライフプロジェクト(スマート・ライフ・プロジェクト)<外部リンク>

健康イベント&コンテンツの中に「女性の健康習慣」のコンテンツがあります。

 

ヘルスケアラボ(女性の健康推進室 ヘルスケアラボ)<外部リンク>

ライフステージ別女性の健康ガイドや女性の病気セルフチェックがあります。

女性のがん

2019年にがんと診断された患者の部位別順位(女性)1位乳房、2位大腸、3位肺、4位胃、5位子宮。2021年にがんで亡くなった患者の部位別順位(女性)1位大腸、2位肺、3位膵臓、4位乳房、5位胃。

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」

乳がん

女性の部位別年齢別がん罹患数

  • 近年、日本人女性の9人に1人が乳がんにかかると言われており、女性が一生のうちで1番かかりやすいがんです。とくに、40~50歳代女性のがん死亡原因1位となっています。
  • 乳がんは早期に発見して治療すれば、治癒(診断時からの5年相対生存率)が95%以上になります。
  • 早期に発見するには、ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)​が重要です。

ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)の4つのポイント

  1. ご自身の乳房の状態を知る(着替えや入浴などの際に乳房を見て、触って、感じて乳房を意識的に自覚します。)
  2. 乳房の変化に気をつける(腫瘤や分泌物、乳頭や乳輪のびらん、皮膚のへこみやひきつれ、乳房痛など)
  3. 変化に気づいたらすぐ医師へ相談する(すべて乳がんの症状ではありませんが、乳がんの早期の症状の可能性があります。)
  4. 40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける(奈良市では、2年に1回マンモグラフィ検査の乳がん検診の受診票を送付しています。詳しくはこちら⇒乳がん検診 ※令和5年度は7月から実施予定です。)

マンモグラフィ検査:乳房のX線撮影のことで、プラスチックの板と撮影台に乳房をはさんで上からレントゲンを撮ります。1cm以下のがんも見つけられる優れた画像検査法です。

子宮頸がん

子宮頸がんの年齢別罹患数

  • 子宮頸がんは20歳代から増えるがんです。
  • 子宮頸がんの多くはHPV(ヒトパピローマウィルス)の感染がきっかけとなります。HPVは一度でも性交渉の経験があれば感染している可能性があります。早期のうちはほとんど自覚症状がありません。そのため、異常を感じたら手遅れになる可能性があります。
  • 子宮頸がんはがんが進行すると子宮摘出手術が必要となる場合もありますが早期のうちに治療すれば、子宮を摘出せずに治癒できるため、妊娠・出産も可能です。

※子宮体がんの自覚症状は出血(おりものに血が混ざり、褐色になるだけのものもあります。月経ではない期間や閉経後に出血がある場合は注意が必要です。)、排尿時の痛み、排尿のしにくさ、性交時の痛み、下腹部の痛み、進行した場合は腹部膨満感(おなかが張る感じ)などの症状があります。気になる症状があった場合は、医療機関をご受診ください。

子宮頸がんの予防のためにできること。 

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチンを接種することで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぎ、将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。

子宮頸がん検診  
  • ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種を受けていても、子宮頸がん検診は必要です。
  • 子宮頸がん検診は、がんになる前の状態を発見することが可能です。
  • 20歳になったら2年に1回、検診を受けることが大切です。奈良市では、2年に1回子宮頸がん検診の受診票を送付しています。詳しくはこちら⇒子宮頸がん検診(令和5年度は7月から実施予定です。)​ ​

子宮頸がん検診:医師による診察と子宮の入り口を柔らかいブラシやヘラで軽くこすり細胞を採取します。採取した細胞を専門医が顕微鏡で観察し、異常がないか確認します。

女性の健康や赤ちゃんのために禁煙を

喫煙は女性特有の子宮頸がんや乳がんを発症するリスクを高めます。また、妊娠・子育て中であれば、自分だけでなく妊婦のお腹の赤ちゃんにも影響が大きくなります。妊娠中の喫煙は先天異常や早産・死産など、産後の喫煙は乳幼児突然死症候群や気管支喘息にかかりやすくなるなど、赤ちゃんの健康を害します。喫煙をやめたいと少しでも思ったときは、サポートを受けながら禁煙に取り組みましょう。

禁煙のサポート情報はこちらのページをご覧ください。

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