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子宮頸がん検診
令和6年度 子宮頸がん検診(しきゅうけいがんけんしん)
子宮頸がんについて
子宮頸がんとは
子宮頸がんとは、子宮頸部にできる「がん」のことです。20歳代から30歳代の女性に急増しています!
大部分の子宮頸がんは、「がんになる前の状態」を経てから「がん」になります。早期に発見すれば比較的治療しやすく予後の良い「がん」ですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要です。
子宮頸がんの原因
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因であることがわかっています。このウイルスが感染する原因は、主に性交渉です。HPVは男性にも女性にも感染するありふれたウイルスであり、性交経験のある女性の過半数は、一生に一度は感染機会があるといわれています。
子宮頸がんの症状
子宮頸がんは「がん」になる前の状態の時期には症状がほとんど出ないため気付きにくいという特徴を持っています。おりものや出血、痛みもありません。そのため、発見されないまま何年もかけて進行してしまう場合があります。
初期 | 進行してから |
---|---|
・ほとんどの場合、 無症状(自覚症状が出ない) |
・性交渉の時に出血する ・生理日以外でも出血する(不正出血) ・いつもと違うおりものが増えた ※少しでも気になる症状があるときには、 |
子宮頸がんの予防と早期発見
ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチンを接種することで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぎ、将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。
- 小学校6年生から高校1年生相当の女子を対象に、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種を提供しています。
詳しくはこちら⇒ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種 - 平成9年度生まれ~平成20年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。まだ接種を受けていない方に、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。
詳しくはこちら⇒子宮頸がん予防ワクチン(HPV)のキャッチアップ接種のご案内
子宮頸がん検診
子宮頸がんは「がんになる前の状態」の時期に発見することが可能な「がん」です。この「がんになる前の状態」時期に発見するためには、2年に1回のがん検診が大切になります。
- ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種を受けていても、子宮頸がん検診は必要です。
- 奈良市では、2年に1回、子宮頸がん検診の受診票(けんしんパスポート)を対象者へ¥に個別通知しています。
お手元にない場合は、別途お申込みフォーム<外部リンク>からお手続きをお願いします。
子宮頸がん検診について
対象者
令和7年3月31日時点で、20歳以上の偶数年齢の女性
対象者には受診票(けんしんパスポート)を送付します。
※奇数年齢で令和5年度未受診の方は、別途お申込みフォーム<外部リンク>からお手続きをお願いします。令和5年度の受診歴を確認の上、受診票(けんしんパスポート)を交付します。
お急ぎの方はお電話(0742-34-5129)または、本人確認ができる書類を持参のうえ直接健康増進課(はぐくみセンター3階)へお越しください。
※受診票送付に10日ほど日数を要しますので、お早めに申請をお願いします。
※子宮頸がん検診無料クーポン券対象者(令和6年4月1日時点で20歳の女性)にはクーポン券を送付します。
検診内容
問診
自覚症状などを問診票に記入。※問診票は医療機関に置いています。
内診と頸部細胞診
内診台に上がり専用の器具を膣(ちつ)に挿入します。
座ったら背もたれが倒れ、腰が上がります。両足を左右に開き診察スタート!
クスコという器具を膣(ちつ)に挿入し、子宮頸部の炎症の有無や腫れを目と指で確認した後、子宮の入り口部分を、やわらかいヘラやブラシで軽くこすり細胞を採取します。※痛みには個人差がありますが、採取は1~2分程度で終わります。
結果説明
後日、医療機関から結果をお知らせします。(対面・通知等)
※結果の通知方法については、医療機関によって異なりますので、受診時にご確認ください。
異常がなかった場合
2年に1回、検診を受診してください。
要精密検査となった場合
医療機関でより詳しい検査を行い、本当に「がん」があるかを調べる必要があります。要精密検査と判定されたからといって、必ずしも「がん」であるというわけではありません。
しかし、「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、もし「がん」があった場合、診断が遅れ、「がん」が進行してしまう恐れがあります。必ず精密検査を受けましょう。精密検査は保険診療です。
※詳細な検査内容については、個々の状況によって異なるため、精密検査実施医療機関にお尋ねください。
【精密検査受診時に持参する書類】
・健康保険証
・その他、検診結果通知等、医療機関から受け取った書類
精密検査医療機関一覧(奈良県内)
下記の奈良県ホームページから、奈良県内の精密検査医療機関をご覧いただけます。
「子宮がん検診精密検査登録医療機関一覧(PDF)」をご確認ください。
※県内の登録された精密検査医療機関以外や県外の医療機関での受診も可能です。
※事前に精密検査の受診が可能か医療機関にご確認の上、受診してください。
受診場所
市内の実施医療機関は、受診票に同封の医療機関一覧表に記載しています。一覧表に掲載されている以外の県内実施医療機関については、健康増進課(Tel:0742-34-5129)にお問合せください。(事前に健康増進課からの検診票の送付が必要な場合があります。)
※受診票送付後に、実施医療機関が追加・削除されることがあります。変更のあった実施医療機関は、ならしみんだより等で随時ご案内します。
<ご注意>受診時に発熱等の体調不良がある方は検診を見合わせていただきますようお願いします。
受診方法
実施医療機関へ予約の上、受診票(けんしんパスポート)を持参し、受診してください。
受診期間
令和6年7月から令和7年2月末日まで
費用
2,000円
生活保護世帯・市区町村民税非課税世帯(世帯員全員が非課税):無料
該当される方で、受診票に「受診料無料」と印字されていない方は同封の『がん検診等受診料免除申請書 [PDFファイル/3.1MB]』を健康増進課へ送付、又は健康増進課窓口までご持参ください。
下記お申し込みフォームから電子申請も可能です。
※無料の受診票送付に10日ほど日数を要しますので、お早めに申請をお願いします。
受診票(けんしんパスポート)がお手元にない場合
必ず受診前に手続きをお願いします。
転入により受診票がお手元にない場合や紛失された場合は、下記お申込みフォーム<外部リンク>からお手続きをお願いします。
お急ぎの方はお電話(0742-34-5129)または、本人確認ができる書類を持参のうえ直接健康増進課(はぐくみセンター3階)へお越しください。
※受診票の送付に10日ほど日数を要しますので、お早めに申請をお願いします。
※「奈良市国民健康保険の方の特定健康診査受診券」と「後期高齢者医療制度の方の健康診査受診券」はこちらのフォームからは手続きできません。下記の担当課へお問合せください。
窓口
健康増進課
奈良市保健所・教育総合センター(はぐくみセンター)3階
(630-8122 奈良市三条本町13番1号 Tel:0742-34-5129)
オープンデータ利用条件
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