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新型コロナウイルス感染症拡大により、高齢者の身体活動量が大幅に減少しています。
高齢者の方は、感染予防の対策をしながら、介護予防にも取り組んでいく必要があり、三密(密接、密集、密閉)を防ぎながら、適切な活動を維持することが求められています。
※フレイルとは……生活するうえで不自由はないもものの、心身が弱っていて介護が必要になる危険性が高
い状態。介護が必要になると、自立した状態に戻ることはなかなか厳しいですが、その
前の段階のフレイルは予防・回復が可能です。(「健康寿命をのばすフレイル予防」よ
り)
健康寿命をのばすフレイル予防
※印刷が出来ない設定になっております。ご了承ください。
※リーフレットは、各地域包括支援センター等でも配布しております。
必要な方はお気軽にご相談ください。(奈良市地域包括支援センターについてはこちらのページをご覧く
ださい)
「動かない」(生活不活発)状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことが懸念されます。また、転倒などを予防するためにも、日頃からの運動が大切です。
・人混みを避けて、一人や限られた人数で散歩する。
・家の中や庭などでできる運動を行う。
・家事(庭いじりや片付け、立位を保持した調理など)や農作業などで身体を動かす。
・座っている時間を減らし、足踏みをするなど身体を動かす。
<自宅でできる体操動画>
・奈良市が作成した体操動画をこちらのページでまとめて紹介しています。
・ご当地体操マップ<外部リンク>(厚生労働省「地域がいきいき集まろう通いの場<外部リンク>」内)
※全国の自治体が考案した、自宅でもできる体操動画を紹介しています。
低栄養を予防し、免疫力を低下させないために、しっかり栄養をとることやお口の健康を保つことが大切です。
・3食欠かさずバランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。
・毎食後、寝る前に歯磨きをする。
・しっかり噛んで食べる、一人で歌の練習をする、早口言葉を言うなど、お口周りの筋肉を保つ。
●食べて元気にフレイル予防(厚生労働省)<外部リンク>
※フレイル予防のために、外出や共食を促す記載がありますが、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に留意して、人との交流や社会参加に取り組みましょう。
孤独を防ぎ、心身の健康を保つために、人との交流や助け合いが大切です。
・家族や友人と電話で話す。
・家族や友人と手紙やメール、SNS などを活用し交流する。
・買い物や移動など困ったときに助けを呼べる相手を考えておく。
・地域の通いの場に参加してみる
※地域では、新型コロナウイルス感染防止に留意しながら活動を行っている団体があります。
詳細については、担当の地域包括支援センターにご相談ください。
(奈良市地域包括支援センターについてはこちらのページをご覧ください)
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止に留意して、人との交流や社会参加に取り組みましょう。
コロナウイルス感染拡大防止のため高齢者の通いの場等が閉鎖されている状況でも、オンラインで運動や脳活動を自己管理しながら実施することができます。(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター作成)
●「オンライン通いの場アプリケーション」について<外部リンク>
●ダウンロードはこちらのページ<外部リンク>をご覧ください
(参照)厚生労働省,「新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)<外部リンク>」