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4月9日は子宮の日です。

更新日:2024年4月1日更新 印刷ページ表示

4月9日は「子宮の日」

若い女性に増えている子宮頸がんについて、正確な知識や予防の大切さを知ってもらうため、健康増進課でも4月9日の「子宮の日」に合わせて啓発活動を行います。

20代から増加する子宮頸がん

子宮頸がんは予防できる!予防①子宮頸がん予防ワクチン

子宮頸がんは予防できる!予防②子宮頸がん検診

子宮の日に関する展示

  • とき・ところ 4月8日(月曜日)~12日(金曜日) 奈良市役所本庁舎1階連絡通路
  • 内容 子宮の日に関するパネル展示・チラシ配布

子宮頸がんについて

  • 20代、30代の女性が罹患するがんの中で最も多いのが子宮頸がんです。
  • 子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染してがんになるまで5~10年以上と言われます。その間、細胞は少しずつ変化し、がんになる前の段階を得て、がん化していきます。
  • 子宮頸がんは、がんになる前の段階で診断することが可能です。
  • ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種を受けていても、子宮頸がん検診は必要です。
  • 初期症状がほとんどないので、検診を受けて早期発見に努めましょう。また、早期がんのうちに発見して治療すれば、ほとんどの場合、治癒が望めますので定期的な検診は重要です。

sikyuganhyou子宮頸がんの罹患率と死亡率のグラフ

罹患率:2019年 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)
死亡率:2022年 出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)

 

子宮頸がん予防のためにできること

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症ワクチンを接種することで、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぎ、将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。

子宮頸がん検診

20歳になったら2年に1回、検診を受けることが大切です。奈良市では、2年に1回子宮頸がん検診の受診票(けんしんパスポート)を送付しています。詳しくはこちら⇒子宮頸がん検診

※令和6年度は、6月末頃に受診票(けんしんパスポート)を対象者に個別通知予定です。
 検診開始の7月に近づきましたら、しみんだより・ホームページに掲載予定です。

対象年齢

20歳以上で偶数年齢の女性(年度末時点の年齢)
無料クーポンは別途対象年齢があります。がん検診一覧ページでご確認ください。

場所

県内登録医療機関での個別検診

検診の流れ

1.問診

自覚症状などを問診票に記入。

3つのことをチェックしておこう!
(1)最終月経日 (2)月経周期 (3)月経の継続日数

問診票のイラスト

2.内診

内診台に上がり、座ったら背もたれが倒れ、腰が上がります。足を左右に開き診察がスタートします。
クスコという専用の器具を膣(ちつ)に挿入し、子宮頸部の炎症の有無や腫れを確認します。

子宮頸がん検診のいらすと

3.細胞採取

子宮の入り口を柔らかいブラシやヘラで軽くこすり細胞を採取します。採取した細胞を専門医が顕微鏡で観察し、異常がないか確認します。人によっては多少の痛みと出血が伴うことがあります。

子宮頸がん細胞診のイラスト

4.結果説明

後日、医療機関から結果説明があります。(対面・通知等)

結果説明のイラスト 異常がなかった場合は、2年1回定期的に検診を受診してください。要精密検査になった場合は、直ちに医療機関で精密検査を受診してください。

 

 

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