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災害に備えて、非常持ち出し品や備蓄品を用意しましょう

更新日:2024年8月22日更新 印刷ページ表示

災害に備えて、非常持ち出し品・備蓄品を用意しましょう

非常持ち出し品

まずは、非常持ち出し品をそろえておきましょう。
乳幼児・要介護者・妊婦のいる家庭等は、特に食事や病気の予防に注意が必要であり、それぞれの家庭によって非常時に必要となるものは異なります。
持病薬やお薬手帳、粉ミルク・液体ミルクや離乳食等、自分や家族にとって、必要なものを備えておきましょう。

非常持出袋

非常持出袋には、避難時にすぐに持ち出すべき必要最小限の備えで、被災時・非常時の最初の1日をしのぐために必要なものを入れておきます。できるだけ軽くコンパクトにまとめて、玄関等の持ち出しやすい場所へ置いておきましょう。(目安:男性15kg、女性10kg、高齢者や子ども6kg)

非常持出袋に入れるもの(例)
緊急メモ マイナンバーカード・運転免許証・パスポート・健康保険証のコピー、口座番号や緊急連絡先(家族、親戚、知人の電話番号)等のメモ
貴重品 現金(小銭含む)、印鑑、家の鍵、車の鍵
情報収集 携帯電話、携帯電話の予備バッテリー、手回し式充電器、モバイルバッテリー、携帯ラジオ、筆記用具、懐中電灯・ランタン、電池
食料等 非常食、飲料水、給水袋、簡易食器(紙コップ、紙皿、ラップ等)
生活用品

厚手の手袋(軍手)、万能ナイフ、笛(ホイッスル)、毛布・ブランケット、着替え、雨具・防寒着、カイロ、スリッパ、レジャーシート、携帯トイレ、トイレットペーパー、歯ブラシ・歯磨き粉、タオル、ビニール袋

※ 指定避難所での感染症拡大防止対策のため、マスク・手指消毒液・体温計・ウェットティッシュなども備えておきましょう。

緊急用品

ヘルメット、ヘッドライト、救急セット(消毒液・絆創膏・包帯など)、常備薬・持病薬、お薬手帳・処方箋の控え


家族構成や家庭事情に合わせて準備しておくもの(例)

必需品 眼鏡・コンタクト用品、補聴器
女性用品 生理用品、鏡・ブラシ、化粧品
乳幼児用品 粉ミルク・液体ミルク、哺乳瓶・洗浄剤、離乳食、紙おむつ・ウェットティッシュ(おしりふき)、着替え、バスタオル、母子健康手帳、ベビーカー・おんぶひも、玩具
高齢者用品 成人用おむつ・着替え、持病薬、杖、入れ歯・洗浄剤、ななまるカード

日常備蓄

指定避難所への持ち出しや自宅で避難生活を送ることを想定し、1週間分以上の食料や生活用品等の備蓄に努めましょう。

必要な備蓄品(例)
食料品 レトルト食品(ごはん・おかゆなど)・アルファ化米 栄養補助食品やお菓子などの備蓄も有効です。
インスタントラーメン・カップみそ汁  
飲料水 1人1日3リットルが目安です。
生活用品 給水用ポリタンク ポリタンクに日頃から水道水をためておくと、災害時に生活用水に使えて便利です。
カセットコンロ ガスボンベは10本程度を目安としましょう。
ティッシュペーパー・ウェットティッシュ ウェットティッシュは入浴できない災害時に体を拭く等に使えて便利です。
ラップフィルム、紙皿・紙コップ・割り箸 食器の上にラップを敷けば食器を洗う必要がなくなります。
簡易トイレ・携帯トイレ、水のいらないシャンプー

断水により、トイレやお風呂が使用できない可能性はあります。

ビニール袋 雨具や敷物、簡易トイレとしても使用可能です。プライバシー保護のため透けないものを用意しましょう。
ロープ、工具セット 救助活動の際に使えます。

おすすめの備蓄法「ローリングストック」

日常備蓄品については、ローリングストック法がおすすめです。
これは、普段も食べることができて日持ちする缶詰やレトルト食品などをいつもより少し多めに購入し、普段の食事で消費期限の早いものから消費し、消費した時点でまた同じ量を購入し、常に一定量を備蓄するという備蓄方法です。

「東京備蓄ナビ」で備蓄品の種類や量を確認しよう

家族の人数や世代等を入力すると、必要な備蓄品の種類や量を確認できるほか、災害の備えや備蓄品で作ることができるレシピ等を知ることができるサイトです。
既に備蓄している方も、現在の備蓄で種類や量が足りているか確認する際に有効です。東京備蓄ナビはこちら<外部リンク>