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喫煙が健康に与える影響は非常に大きく、ニコチンの依存性や受動喫煙の危険性など、喫煙者の習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題といえます。
例えば・・・
「若い時に禁煙しておけば良かったなぁ…。自分は大丈夫だと思っていたのに、まさか本当に病気になるなんて…。」
「うゎーん(パパのたばこの煙で目が痒いよー喉もイガイガするよー)!」
毎年、5月31日は、世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」です。この日から1週間を「禁煙週間」といいます。
長年タバコを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。
また禁煙は病気の有無を問わず健康改善の効果が期待できるので、病気を持った方が禁煙することも大切です。
そして「禁煙は性別・年齢・喫煙による病気の有無を問わず、すべての人々に大きくかつ迅速な健康改善をもたらす」といわれています。
もちろん禁煙による健康改善は、若年の時に禁煙するほど効果がありますが、何歳であっても遅すぎることはありません。30歳までに禁煙すれば、元々喫煙しなかった人と同様の余命が期待できることや、50歳で禁煙しても6年長くなることがわかっています。
また、現在流行している新型コロナウイルス感染症についても、喫煙者は非喫煙者と比較して、重症となる可能性が高いことが明らかになっています。また、密閉された狭い空間で大勢が喫煙する”喫煙室”は、3密「密閉」「密集」「密接」の典型となりえます。
新型コロナウイルス感染症を予防するとともに、この世界禁煙デー・禁煙週間に”禁煙”を始め、家族や大切な人のために受動喫煙による健康への影響について考えてみませんか?
【今年度の「禁煙週間」のテーマ】
「たばこの健康影響を知ろう!~新型コロナウイルス感染症とたばこの関係~」
(参考)
健康寿命をのばしましょう SMART LIFE PROJECT<外部リンク>
新型コロナウイルス感染症とタバコについて(一般社団法人 日本呼吸器学会)<外部リンク>
禁煙の効果 e-ヘルスネット(厚生労働省)<外部リンク>
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、令和3年度の5月31日の街頭啓発イベントは実施いたしません。
詳しくはこちらをご覧ください。 ➡ 喫煙は新型コロナウイルス感染症重症化のリスクを高めます!この機会に禁煙を!(奈良市ホームページ)
(参考)
新型コロナウイルス感染症とタバコについて(一般社団法人 日本呼吸器学会)<外部リンク>
望まない受動喫煙を防止するため、改正健康増進法が2020年4月から全面施行されました。
これまでマナーの範疇であったことが法律によりルール化されました。 奈良市でも受動喫煙のないまちづくりを目指し、”奈良市禁煙おもてなし施設”事業などを行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。 ➡ 受動喫煙対策(奈良市ホームページ)
奈良市禁煙おもてなし施設事業(奈良市ホームページ)
(参考)
受動喫煙対策(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
なくそう!望まない受動喫煙(厚生労働省 特設サイト)<外部リンク>
奈良市では、禁煙したい方を全力で応援します。また、ご家族からのご相談も受け付けています。
お気軽に下記までご相談ください。
詳しくはこちらをご覧ください。 ➡ 禁煙を希望される方へ(奈良市ホームページ)