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COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?

更新日:2020年2月12日更新 印刷ページ表示

COPD(慢性閉塞性肺疾患)ってどんな病気?

COPDは肺の生活習慣病です!

長年の喫煙習慣がおもな原因で、肺に炎症が起こり、息が吐き出しにくくなる病気です。60代の8人に1人、70代以上以上で6人に1人がCOPDといわれるほど、よくある病気です。

正常な肺とCOPDの肺の比較図


COPDは他にどんな影響がありますか?

COPDは全身の病気です

COPDは肺の病気ですが、肺ばかりだけでなく、心臓、骨、血液など全身さまざまな病気を引き起こします。

肺がんになる可能性が10倍!

同じ量のたばこを吸っていても、COPDの人とそうでない人に比べ約10倍肺がんになりやすいといわれています。

早期発見、早期の治療開始が大切です

COPDの治療が不十分だと他の病気を悪化しやすくなります。COPDは進行する前に発見し、他の病気のコントロールもしっかりすることが大切です。

COPDかも・・・と思ったらどうしたらいいですか?

スパイロメトリー検査を受けましょう!

所要時間10分!息を吸ったり、吐いたりする検査で、簡単で痛みもありません。

スパイロメトリー検査のやり方の図

スパイロメトリー検査で何がわかるの?

スパイロメーターという器具を使った検査で、「1秒速」という呼吸機能を測定します。1秒速とは、息をいっぱいに吸い込んでから、できるだけ速く息を吐き切ったときに、最初の1秒間に何%の量を吐けたかというものです。1秒率が70%を下回ったとき、COPDが疑われます。

スパイロメトリー検査はどこで受けられるの?

お近くの医療機関でできます。くわしくは以下のリストをご覧ください。 

 COPD早期発見・治療が可能な医療機関リスト

禁煙外来については以下のリストからお探しください。

奈良市内の禁煙外来

全国の禁煙外来<外部リンク>

最も重要な治療は禁煙です

    
既にCOPDになっていても、たばこをやめれば、その後の肺機能の低下はたばこを吸わない人とほぼ同じになるとされています。禁煙はCOPDの治療では最も重要で、完全な禁煙が必要です。

肺機能の変化のグラフ

 

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