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わが国では、急速な人口の高齢化や生活習慣の変化により、悪性新生物(がん)や心疾患、脳血管疾患、糖尿病などの生活習慣病が増加しています。日本だけでなく世界的な取り組みとして、「持続可能な開発目標(SDGs)」が定められ、保健分野では「すべての人に健康と福祉を」(Goal3)が目標として設定され、取り組みの推進が行われています。令和6年度から、国は「すべての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の現実」というビジョン実現のため、誰一人取り残さない健康づくりの展開(Inclusion)とより実効性を持った取り組みの推進(Implementation)の2本柱から健康日本21(第三次)を進めることになっています。
奈良市においては、これまでの取組の中で得られた成果や見えてきた課題、国や県の健康づくり次期計画、社会環境の変化を踏まえ、今後の新たな健康づくり計画として、令和6年3月に「奈良市21健康づくり<第 3 次>」を策定しました。
【全体】奈良市21健康づくり〈第3次〉 [PDFファイル/2.13MB]
【概要版】奈良市21健康づくり〈第3次〉概要版 [PDFファイル/841KB]
【分割版】
・ 第1章:奈良市21健康づくり<第3次>の策定にあたって [PDFファイル/672KB]
・ 第2章:市民の健康状態と課題 [PDFファイル/835KB]
・ 第3章:「奈良市21健康づくり<第2次>の評価と課題 [PDFファイル/330KB]
・ 第4章:各領域の目標及び指標と取り組み [PDFファイル/1.18MB]
本計画は、このヘルスプロモーションの理念に基づき、妊娠期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的に捉えた市民の健康づくり(ライフコースアプローチ)に、(1)健康管理・重症化予防、(2)栄養・食生活、(3)運動、(4)こころの健康・休養、(5)飲酒、(6)たばこ、(7)歯の健康の7つの領域から取り組んでいきます。
さらに、自然に健康になれる環境づくりといった社会環境の質の向上にも取り組んでいき、健康寿命の延伸・生活の質の向上を目指します。