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奈良市ヘルスアップ事業

更新日：2023年6月29日更新印刷ページ表示

奈良市では、国民健康保険、協会けんぽの加入者を対象に、疾病の重症化予防と健康づくりのため、奈良市ヘルスアップ事業（糖尿病性腎症重症化予防事業、ＣＯＰＤ早期発見のための啓発事業）を実施しています。奈良市ヘルスアップ事業は、奈良市医師会に委託して行います。

ＣＯＰＤ早期発見のための啓発事業については、ＣＯＰＤ（慢性閉塞性肺疾患）ってどんな病気？ - 奈良市ホームページ (nara.lg.jp)をご覧ください。

糖尿病性腎症重症化予防事業

糖尿病の重症化を予防するためには、適切な時期に適切な治療を受け、治療を中断しないこと、食事や運動などの生活習慣改善に日々取組むことが大切です。
奈良市では、平成28年度より、糖尿病性腎症の重症化を予防し人工透析への移行を抑制することを目的として、「糖尿病性腎症重症化予防事業」を実施しています。

かかりつけ医から案内があった方は、ぜひ事業にご参加ください。また、ご自身の健康状態の把握のために、特定健診を受けましょう。
特定健康診査・特定保健指導について - 奈良市ホームページ (nara.lg.jp)

対象者

下記1から3をすべて満たす方が対象となります。対象の方には、かかりつけ医を通して案内があります。
　1.奈良市国民健康保険加入者または協会けんぽ加入者
　2.2型糖尿病であること：次の(1)～(3)のいずれかを満たすこと
　　(1)空腹時血糖126mg/dl(随時血糖200mg/dl)以上又はHbA1c6.5%以上
　　(2)糖尿病治療中
　　(3)過去に糖尿病薬使用歴又は糖尿病治療歴あり
　3．腎機能の低下がみられていること：主に糖尿病性腎症病期の第2期、第3期、第4期の者

事業内容

かかりつけ医の指示に基づいて6ヶ月間保健指導を行います。保健指導では、管理栄養士等の専門職が、面談・電話・メール・LINEなどで、食事や運動等生活習慣の改善を6か月間サポートします。また、事業の参加前後では血液検査や尿検査を実施しており、ご自身の健康状態を確認することができます。そのほか、事業参加者向けのイベントとして、減塩教室や運動教室なども実施しています。