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糖尿病とは、慢性的に血糖値が高くなる病気です。 |
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血糖値が高い状態は、血管壁を傷つけて動脈硬化を進行させ、放置すると合併症を引き起こします。 |
(1)~(4)のいずれかが確認された場合は、「糖尿病型」と判定されます。
血糖値が「糖尿病型」を示し、かつ「口渇、多飲、多尿、体重減少、などの糖尿病の典型的な症状」又は確実な糖尿病網膜症が認められた場合は、「糖尿病」と診断されます。
糖尿病による自覚症状が出るのは、血糖値が180mg/dl以上と高値になってからです。その状況になるまで自分ではわからないのが糖尿病の怖いところです。体の異常を感じた時には、病状が進行していることがありますので、自覚症状がなくても年に一度、健診を受けて検査値を確認しましょう。 |
必要な治療を放置したり、血糖値コントロールが上手くいかないと重大な合併症(神経障害、網膜症、腎症など)を引き起こし、その結果、人工透析や失明など、生活の質の低下と高額な医療費がかかる状態になります。 |
毎年、健康診査をうけよう(自覚症状を感じる前から自分の身体に関心を持って健診で確認しよう)。
毎日、体重計測をしよう(過剰な内臓脂肪の蓄積は高血糖を招きます。体重は体調管理で大切な要素です)。
日常を振り返ろう(日々の何気ない生活習慣が高血糖を招くことも…、下記をご参考にしてください)。
運動をすると、筋細胞への糖の取り組みが促進され、高血糖の改善につながります。
有酸素運動に加えて筋肉トレーニングを行うと、血糖値や内臓脂肪量のコントロールがしやすくなります。
運動前には体を温め、運動ができる状態にするための”ウォーミングアップ”、運動後には疲れた筋肉を回復させるための”クーリングダウン”としてストレッチをしましょう。
糖尿病を予防する食事は特別なものではなく、誰にとってもよい「健康食」といわれています。
基本的な食生活を大切にすることが血糖コントロールにつながります!
手ばかり(1日の目安量)[PDFファイル/500KB])を使って自分に合った食事量を摂ることが大切です。
主食、主菜、副菜がそろった食事をランチョンマット[PDFファイル/908KB]を活用して確認してみましょう!
忙しくて、なかなか野菜がとれない方向けに、手軽においしく野菜をとれる一品料理を健康増進課Instagram<外部リンク>で紹介しています。
糖尿病は血管を傷つける病気です。血管が傷ついてしまうと、心臓や腎臓などに負担がかかってしまいます。
糖尿病の合併症には腎臓病があり、腎臓を守るためにも適塩生活をしてみませんか。
適塩生活のヒントは栄養・食生活のページをご覧ください。
血糖値が高め、肥満で糖尿病の危険があると言われた方(通院中の方を除く)に、
管理栄養士等が相談を受け、生活指導等を実施します。※医師の診察はありません
詳細は、糖尿病相談窓口のページをご覧ください。