本文
長い歴史の中で、子どもや保護者と手をたずさえながら培ってきた市立幼保施設における奈良市の教育・保育を将来にわたって持続可能なものとするため、さらには、より充実したものとするため、市立幼稚園と市立保育所の再編による一体化を計画的に進めています。
基本計画は、本市が再編による幼保一体化を進めるうえでの基本となる方針を示しています。
幼保再編計画の策定にあたり、以下のことを基本事項としています。
「奈良市幼保再編基本計画の基本事項[PDFファイル/152KB]」
奈良市幼保再編基本計画に基づき、再編を具体的に進めていくための内容を示しています。
「奈良市幼保再編基本計画」及び「奈良市幼保再編実施計画」は、このコンテンツの他に、市役所(行政資料コーナー)、出張所、行政センター、図書館等でご覧いただけます。
本市では、就学前児童に対する教育と保育の在り方について、また、本市の幼稚園と保育所及び認定こども園の施設運営について、具体的な施策の検討を行う場として、市民や外部有識者からなる「奈良市幼保再編検討委員会」を設置しました。
幼保再編に関する計画を策定するにあたっては、本検討委員会において議論を重ねていただくとともに、各計画案に対する市民の皆様への意見募集を実施し、その結果を踏まえて計画を策定しました。
本市では、すべての市立幼稚園及び市立保育所をあらゆる手法(統合再編や民間移管等)により、幼保連携型認定こども園に再編することを目指しています。具体的な再編の実施方針や進捗状況については、以下のコンテンツのとおりですが、統合再編の実施にあっては、過小規模化している市立幼稚園等から優先して段階的に取り組みを進めています。
また、スピード感をもって再編を進めていく必要もあることから、今後、民間移管にも取り組んでいくこととします。
なお、平成25年7月の実施計画策定時の状況と比較して、市立幼稚園の過小規模化が加速度的に進んでいることから、園児募集の結果等を総合的に勘案し、再編方針の追加公表と行う等、状況に応じた柔軟な対応を進めていくこととします。
(平成27年3月公表分)奈良市幼保再編実施計画の再編優先エリア実施方針について
市立幼保施設については、平成24年度から本計画に基づき統合再編や民間移管の取組を進めているところであり、令和元(平成31)年度が計画期間の最終年度となりますが、本取組は、計画期間に捉われることなく保護者や地域の意見を伺いながら、地域の実情に応じて丁寧に進める必要があり、今後も引き続き幼保再編の取組を進めることから、現計画を1年間延長し計画期間を令和4年度までとします。