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テーマ3 医療・介護・福祉の連携による、きめ細やかな福祉の実現

更新日:2021年2月25日更新 印刷ページ表示

●在宅医療や住み慣れた地域での看取りを支援するため、地域包括ケアを確立します

●トイレ改修やWi-Fi整備・備蓄物資の充実等、一次避難所の機能を高めます

●子どもの貧困や障害者の高齢化問題等、新たな福祉課題に対応する組織を充実します

●本格的な高齢化に向け、公共交通の再整備や買い物難民対策に取り組みます

●科学的データに基づき、地域別の予防医療政策や介護予防に力を入れます

●新斎苑を現計画通り進め、4年後の完成を見届けます

●犬猫の殺処分ゼロを目指します

●耐震性に問題のある市役所庁舎について、耐震化を基本とする対策を早期に取りまとめ、早期に完了させます

★ 奈良市在宅医療・介護連携支援センターで地域の医療・介護関係者の連携をサポートし、在宅療養者が安心して暮らせる地域づくりを推進しています!

 

 医療と介護の両方を必要とする高齢者等が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられるよう、地域における保健、医療、介護及び福祉に関する連携体制整備の推進を図り、包括的かつ継続的な在宅医療・介護を提供することを目的に、平成30年4月に奈良市在宅医療・介護連携支援センターを設置しました。令和元年度は199件の個別相談支援を行いました。

在宅医療

在宅医療・介護連携支援センターの連携体制イメージ

 

★ 避難所の機能の充実を図っています!

 

 市内小中学校・高等学校の体育館は災害発生時に避難所施設としても利用されることから、体育館のトイレに多目的トイレを設置し、防災機能の強化を図りました。また、液体ミルクや車イス対応の簡易トイレ等、全ての世代が安心して避難できるよう備蓄物資の拡充を図るとともに、テント型間仕切りや敷マットなど、新型コロナウイルス対策物資の備蓄も行っています。

 

 また、避難を要する災害の発生時に、市民が新型コロナウイルスの感染リスクを懸念して指定避難所への避難を躊躇することがないよう、安価な一律料金でホテル等の空き室を避難のために利用できる「宿泊施設への避難利用支援制度」を運用しています。

(詳細はこちら → https://www.city.nara.lg.jp/site/bousai-saigai/78517.html

新型コロナウイルス対策物資の写真

新型コロナウイルス対策物資

間仕切りテントの写真

テント型間仕切り

 

★ 社会的・経済的に困難を抱える家庭の子どもを支援しています!

 

 社会的・経済的困難を抱える家庭の子どもが、希望する高校に進学できるよう学習習慣や基礎学力をつけるとともに、家族や教師以外の大人に悩みを相談することで、家や学校以外での居場所をつくることを目的とした、「子どもの学習支援教室」を、市内3か所で実施しています。

 また、家庭や企業等で余っている食品の寄附を募集し、(新型コロナウイルス感染症拡大によって社会的・経済的影響を受けやすい)ひとり親家庭や、子育てをしている生活困窮家庭に無償で提供する「奈良市フードバンク事業」を実施しています。

(詳細はこちら → https://www.city.nara.lg.jp/site/press-release/92642.html

フードバンク事業の仕組みの画像

フードバンク事業の仕組み

 

★ 地域公共交通のあり方について検討しています!

 

 高齢化の進展や人口減少社会において、公共交通に求められる役割が変化してきています。地域の公共交通の諸問題解決に向けて平成29年度に「奈良市地域公共交通会議」を設置し、交通事業者や、住民等の意見を聴取し、将来の公共交通施策の立案に向けた検討を継続しています。

 令和元年7月には「東部地域の交通を考える」セミナーを実施しました。

 令和2年12月には、東部ブロック自治連合会代表の皆様と公共交通空白地有償運送で先進的な取組をされている福知山市三和地区への視察研修を実施しました。

視察研修の様子

福知山市三和地区での研修の様子

 

★ 買い物支援を実施しています!

 

 日頃の買い物に困っている人への支援を行うため、各地域のニーズの掘り起こしや対応策の検討について関係者と協議する、“奈良市買い物支援ネットワーク”を立ち上げました。 食料品・日用雑貨品等を取り扱う移動販売車を所有している事業者や、地域の声を聞く社会福祉団体が加盟しています。

 さらに、ネットワークのメンバーである民間事業者と連携協定を締結し、移動販売をスタートしています。その他にも、市ホームページで配達や移動販売など買い物支援サービスを行っているお店を紹介しています。

(詳細はこちら → https://www.city.nara.lg.jp/site/kaimono/

富雄団地での移動販売  コープの移動販売

移動販売の様子

★ データヘルス計画を継続しています!

 

 特定健診及びレセプト等のデータを活用して保健事業の実施を図るため、平成28年にスタートした「奈良市データヘルス計画(健康長寿施策推進のための基礎調査報告書)」ですが、新たに平成31年3月に第2期計画を策定しました。
 国民健康保険被保険者を対象とする保健指導事業(ヘルスアップ事業)の実施に加え、協会けんぽ奈良支部が本市と協力し、平成30年1月に締結した、「健康寿命延伸、予防医療にかかる協定」に基づき、加入者の皆さまにも同様の、糖尿病性腎症重症化予防事業を実施しています。

 健康寿命延伸と医療費適正化に向け、今後も地域のかかりつけ医と連携し、取り組んでいきます。

 

★ 新斎苑建設地と県道を結ぶ橋梁が完成しました!

 

 現在の奈良市火葬場(東山霊苑火葬場)は開設から100年以上が経過し、老朽化が進み、市民の皆さまのニーズや、将来的な火葬件数増加への対応が困難なため、令和4年春の完成、供用開始に向けて新斎苑の整備を進めています。

・平成28年11月 奈良市新斎苑基本計画を発表

・平成29年5月 都市計画決定

・平成30年3月 事業契約の締結及び事業用地取得

・平成30年12月 現場事務所設置

・令和2年8月 橋梁(県道奈良名張線から建設地) 完成

・令和3年1月 起工式

・令和4年春 供用開始予定

新斎苑建物イメージ

新斎苑完成パース

新斎苑橋梁

橋梁(県道奈良名張線から建設地)

 

★ 犬猫殺処分ゼロを達成!

 

 犬猫殺処分ゼロに向けて、行政のみでなく市民や民間事業者・動物愛護団体等の方々の協力を継続して得ながら、(1)入口対策と(2)出口対策を実施してきました。その結果、令和元年度には殺処分ゼロを達成しました。令和2年度も2021年2月1日現在、0件を維持しています。

(1)入口対策として、飼い主のいない猫への繁殖制限手術の推進
(2)出口対策として、譲渡の充実、広報活動、ペットショップとの連携、譲渡動物不妊去勢手術の継続

譲渡会の様子

奈良市保護猫譲渡会

犬猫殺処分数の推移のグラフ

犬猫殺処分数の推移

 

★ 市役所庁舎の耐震化工事が令和3年3月に完了します!

 

 令和元年10月に開始した市役所本庁舎の耐震改修工事。来庁者の皆さまには通行規制、騒音や振動、駐車場利用制限や部署の移動でご迷惑をおかけしましたが、令和3年3月には工事が完了する予定です。

庁舎1階市民ホール

新しくなった庁舎(1階)

 

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