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コンロ火災に注意!

更新日:2019年11月7日更新 印刷ページ表示

 全国的にコンロに起因する建物火災は、毎年火災原因の上位にあげられています。

 奈良市消防局では、平成24年中に11件のコンロに起因する火災が発生しており建物火災の出火原因第1位となっております。

【奈良市コンロ火災発生状況】

  平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年
コンロ火災 13件 14件 9件 10件 11件

コンロ火災とは

てんぷら火災 てんぷらを揚げている最中に来客や電話、メール、洗濯物の取り込み等で、火が着いて発生する火災です。
グリル火災

魚焼きグリルで調理中の魚やグリルに溜まった油がグリルの火で燃えだし更に排気口から伸びた炎で壁や周囲の可燃物に着火する火災です。

接炎火災 ガスコンロの周囲に置かれている燃えやすいものや着衣の袖の部分にコンロのバーナーの炎が着いて火災になる。

その他のコンロ火災

IHコンロの火災 火を使わずに調理ができるという点では、確かに安全と言えるのですが、使い方を誤ってしまうと、やはり火災や事故が発生する危険性があります。
電気コンロの火災

小型キッチンユニットに組み込まれた電気コンロに、身体や物が接触して意図せずスイッチが入る可能性のある構造であったため、電気コンロ上や周囲に可燃物が置かれていて、火災となっている。

(小型キッチンユニット用電気コンロ協議会のホームページへ)<外部リンク>

リコール製品でノイズ対策が十分でなく、外部からのノイズの影響で誤作動を起こし意図せずスイッチが入る可能性がある構造であったために、電気コンロ上や周囲に可燃物が置かれていて、火災となっている。

これからの季節は鍋を囲む機会が増えることからカセットコンロの火災が発生することが増えると思います

カッセトコンロ火災予防対策

  1. カセットボンベを正しく入れる
  2. カセットコンロに適合したカセットボンベを使用する
  3. 2台以上並べて使用しない
  4. カセットコンロを覆うような大きな調理器具を使用しない

コンロ火災の原因と予防対策

  1. 料理中はその場を離れない
  2. コンロの周りに燃えやすいものを置かない
  3. 壁やカーテン等との間に十分な距離をとる
  4. コンロは常に掃除をする
  5. グリルを使う時は受け皿に水を入れる
  6. 古いガスホースは早めに変える
  7. 着衣着火に注意(日本防炎協会リンク)<外部リンク>

火災事例1(てんぷら油火災)

夕食の支度を終えて台所を離れていると「パチン」という音が聞こえたので、台所へ行くとガステーブル上の鍋から炎が上がり上部のレンジフードまで燃えているのを発見する。

火災事例1(てんぷら油火災)の画像

火災事例2(リコール製品からのコンロ火災)

家人が外出中何らかの理由により、電気コンロの電源スイッチが入り、電気コンロの上に置かれていた物が溶融し出火した。

(萬品電気製作所リコール情報はこちら)<外部リンク>

火災事例2(リコール製品からのコンロ火災)の画像1火災事例2(リコール製品からのコンロ火災)の画像2


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