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スプレー缶の火災について!!
スプレー缶の廃棄作業による火災事故が多発しています。年末の大掃除を控え使用済のスプレー缶を処分したり、寒い季節にお鍋で使用するカセットボンベの準備を始める方もおられるのではないでしょうか。
ここでは、スプレー缶の火災危険についてお知らせします。
冷却スプレー、ヘアスプレー、制汗スプレー、殺虫剤等のエアゾール缶には、基本的には缶の中にはLPGなどのガスとともに薬剤を詰め込み、ガスの圧力を利用して、薬剤を噴射する構造になっています。このLPGは可燃性で非常に燃えやすい性質があるため、スプレー缶は用途に関係なく燃えやすいのです。
スプレー缶には火気と温度に関する注意事項が記載されています。
しかも一般的な「使用上の注意」とは別に、目立つ表示で書かれています。
正しい使い方「火気のない所で使用する」「高温となる状態にしない」がスプレーによる火災事故防止の鍵です。
※殆どのスプレー缶には同様の注意書きが記載されています。
「スプレー缶はどのように出したらいいの?の答え」廃棄物対策課
キッチンのシンクにて、ヘアスプレー缶のガス抜き及び内容液を廃棄していたところ、使用中であったガスコンロの火に引火したもの。