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スプレー缶の火災について

更新日:2021年9月22日更新 印刷ページ表示

スプレー缶の火災について!!

スプレー缶の廃棄作業による火災事故が多発しています。年末の大掃除を控え使用済のスプレー缶を処分したり、寒い季節にお鍋で使用するカセットボンベの準備を始める方もおられるのではないでしょうか。

ここでは、スプレー缶の火災危険についてお知らせします。

なぜスプレー缶が燃えるのか?

冷却スプレー、ヘアスプレー、制汗スプレー、殺虫剤等のエアゾール缶には、基本的には缶の中にはLPGなどのガスとともに薬剤を詰め込み、ガスの圧力を利用して、薬剤を噴射する構造になっています。このLPGは可燃性で非常に燃えやすい性質があるため、スプレー缶は用途に関係なく燃えやすいのです。

スプレー缶に表示されている注意事項

スプレー缶には火気と温度に関する注意事項が記載されています。
しかも一般的な「使用上の注意」とは別に、目立つ表示で書かれています。
正しい使い方「火気のない所で使用する」「高温となる状態にしない」がスプレーによる火災事故防止の鍵です。

  1. 炎や火気の近くで使用しないこと。
  2. 火気を使用している室内で大量に使用しないこと。
  3. 高温にすると破裂の危険があるため、直射日光の当たる所や火気等の近くなど温度が40度以上となる所に置かないこと。
  4. 火の中に入れないこと。
  5. 使い切って捨てること。

※殆どのスプレー缶には同様の注意書きが記載されています。

スプレー缶による火災を防ぐために

  • スプレー缶を廃棄する場合は、必ず中身を使い切り、市が指定するごみの分別区分に従って捨てましょう。

    「スプレー缶はどのように出したらいいの?の答え」廃棄物対策課

  • やむを得ず使い切らずに捨てる場合は、火気のない通気性の良い屋外で残存ガスがなくなるまで噴射し廃棄しましょう。
    「ガス抜きキャップ(中身排出機構、残ガス排出機構、ガス抜きボタン等)」について 一般社団法人日本エアゾール協会ホームページ<外部リンク>
  • スプレー缶は、厨房、暖房器具等の付近では引火の恐れがあるため使用しないようにしましょう。
  • スプレー缶は、本来の用途以外に使用しないようにしましょう。

奈良市内での火災事例

キッチンのシンクにて、ヘアスプレー缶のガス抜き及び内容液を廃棄していたところ、使用中であったガスコンロの火に引火したもの。

火災現場の写真シンクでの残ガス廃棄写真


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