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〜奈良市の財源を守るために〜
市では市民のみなさんに、最も大きな財源である市税を公平に負担してもらうために、滞納を続ける人へ納付を促し解消に努めてきました(平成27年-29年度比 差押件数479件増。滞納は8.2億円を回収)。近年は、働き手の減少などにより、市税収入は減りつつあります(平成27年-29年度比 2億円減)。市税の徴収は、市の行政サービスをより良くするためにも欠かせません。
滞納整理とは 市税の納期限を過ぎても納付しない人を対象に、差押えや納付相談等により滞納市税の解消を図っていくことです。事情によりすぐ納付できない場合は、滞納整理課へ必ずご連絡ください。
税金の納め忘れはありませんか?
納期限を過ぎると、納期限の翌日から納付日までの日数に応じ、年8.9パーセント(納期限後1か月間は2.6パーセント)の延滞金がかかってきます
※利率は平成30年1月1日現在
督促状・催告書を放置し、知らぬ間に差押えの対象に というケースも多く見られます。心当たりが無い人も督促状・催告書が届いた際は必ず確認のうえ、不明な点はお問合せください
年度始めに納付書が届き、とりあえず1期分だけ先に納めました。
そのまま2〜4期の支払いを忘れてしまい、1年後に催告書が届いた!
納付書は、1年分をまとめて納める「全期分」と4回に分けて納める「1〜4期分」2種類が届きます(固定資産税:4月、市・県民税:6月)。どの税金を納めたのか確認してください。
※軽自動車税は全期分のみを5月に送付
納期限毎に、自動的に口座引落することもできます。口座を開設している取扱金融機関へ書類を提出してください。
勤め先を退職。しばらくして納付書が届いたが、もう関係無いと思ったので放置 数か月後、催告書が届いた!働いていないのに、どうして?
市・県民税は、前年中の所得を元に計算されるので、1年遅れで税金が発生します。
退職すると市税は給与天引き(特別徴収)できなくなり、納付書で自分で納付する方法(普通徴収)へと切り替わります。給与が無い=税金も無いとは限らないので注意!
納付書を紛失した場合は、再発行します。
くわしくは、納税課(電話番号:34-4727)、滞納整理課(電話番号:34-4965)へ
ならPHOTO CONTEST
第三回入江泰吉記念写真賞(応募数:95点)
受賞作品「波を綴る」
真鍋 奈央さん(まなべなお/大阪 女性31歳)
受賞を記念して写真集を製作します。来年2月22日発売予定。限定1,000部
世界へはばたく写真家をみんなで応援。サポーター大募集!
サポータ-になることで受賞作品写真集への氏名の記載、同写真集1冊贈呈、同写真美術館年間パス贈呈など特典があります(プレミアムサポーター1万円/サポーター5千円)。くわしくは、同賞公式ホームページに掲載
ならPHOTO CONTEST
<カテゴリー1/テーマ:ならを視る>(応募数:392点)
受賞作品展
奈良市アートプロジェクト 11月〜12月のプログラム
オーディションで選ばれた中高生が、オリジナル演劇「ならのはこぶね」を演じます
新旧の食器や調理道具、食卓などを積み重ねて、複数の塔を制作するワークショップ。当日会場にて受付
くわしくは、公式ホームページ(奈良市アートプロジェクト古都祝奈良(ことほぐなら)2019-2020<外部リンク>)に掲載
問合せ 奈良市アートプロジェクト実行委員会事務局(文化振興課内)
電話番号:34-4942 ファックス番号:34-4728 Eメール:art@city.nara.lg.jp
「ナラジョ」にやってくる鹿 市民記者イチオシ
奈良公園から徒歩10分のところに位置する奈良女子大学(以下、奈良女)。学内へ鹿がお散歩にきていることをご存知ですか?
春と秋に大学で鹿をよく見かけます。どうして鹿が学内にくるのでしょう?
緑豊かな奈良女は鹿にとってえさの宝庫。鹿たちは新鮮な草木を求めて奈良女に通学しています。そして彼らは学内の草木をむしゃむしゃ食べます。そのため、奈良女の生協食堂では、鹿食害防止のため、夕食営業のあと、ロープと椅子、縄を使い、鹿が入らないような工夫をしているそうです。
実は、この奈良女に来る鹿たち、その多くが奈良公園で生存競争に負けたオスで、はるばる奈良女までえさを食べにやってくるそうです。今年の春には、50頭もの鹿が集団で奈良女に向かって走る動画が話題となりました。
奈良女構内は関係者以外の立ち入りが禁止されていますが、生協食堂は一般公開されていますので、まったりとしたキャンパスで鹿を探してみるのはどうですか?
「ならトピ」では市民のみなさまの参加をお待ちしております!
問合せ 広報戦略課(34-4710)
モビリティウィークとは9月16日~22日を車に頼らない快適で持続的なまちづくりを考え行動する期間と設定し、社会的なイベントを行っていく週間です。昨年はヨーロッパを中心に世界で2526都市が参加しました。今年は奈良市も参加し、カーフリーデーとされる9月22日にイベント「モビリティウィーク&カーフリーデーなら」を開催。JR奈良駅東口広場でのブース出展のほか、ウォーキングやサイクリングイベントの実施、三条通りの一部で交通規制を行い、車を使わない空間を創り出しました。
参加した人達は「ゆっくりと奈良の良さを堪能でき、自然の移ろいも感じられた」、「路地など車では行けないところに行けた」と話し、まちの魅力を再発見しました。
三条通りに車のない「カーフリーゾーン」が出現。参加者は車のない快適な空間を楽しみました
平成22年10月から副市長を務めた津山恭之副市長の退任式を9月28日に行いました。同氏は、昭和51年に市役所に就職し、財政課長や政策監、市長公室長などを歴任した後、副市長に就任。その後8年間、市の政策全般、財務、観光経済などを統括し、市政に貢献しました.
新副市長に西谷忠雄氏
10月1日、西谷忠雄氏に新副市長の任命発令を行いました。就任式で西谷副市長は「これまでの経験を基に、市の財政が維持できるよう引き続き構造改革に取り組みたい」と抱負を語りました。
昭和32年生まれ。昭和55年に市役所に就職し、財政課長、財務部長、会計契約部長兼会計管理者などを歴任
10月3日〜7日に、姉妹都市であるオーストラリアの首都キャンベラからACTシニアコンサートバンド(学生の吹奏楽団)が来日しました。
同バンドは期間中、一条高等学校吹奏楽部関係者宅にホームステイし、4日に同校と飛鳥中学校と交流。飛鳥中学校では、音楽の他、折り紙や書道といった日本文化を生徒たちと体験。5日は都祁中学校と交流。都祁では地元の人たちによる、伝統芸能である吐山の太鼓踊りの披露もありました。
夕方には交流事業の一大イベントである、交流コンサートをなら100年会館で開催。同バンドと、一条高等学校、飛鳥中学校、奈良大学附属高等学校の吹奏楽部がそれぞれ趣向を凝らした楽曲や世界的に有名な楽曲を披露し、最後は全員で大合奏を行いました。
市では、環境清美工場へのごみ持込手数料を、家庭系は平成5年4月、事業系は平成10年4月から据え置いています。しかし、手数料の改定から20年以上が経過しているため、実際のごみ処理にかかる費用(以下、ごみ処理原価)と手数料に大きな差があります。また、周辺自治体と比較しても格差が生じています。
ごみを同工場に直接持ち込む一般家庭や、廃棄物収集運搬業許可業者と契約してごみを排出する事業者のみなさんに、ごみ量に応じた適切な負担をしていただくため手数料改定が必要です。
ごみ処理原価は、中間処理部門費,最終処分部門費,管理部門費 の合計割る ごみ処理量
ごみ処理原価(10キログラム当たり)
平成25年 240円
平成26年 271円
平成27年 266円
平成28年 280円
平成29年 267円
5年平均 265円
※事業者については、事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において処理することが義務付けられています。そのため、本来は100パーセントの負担が望まれますが、産業支援の観点から、一部を市で負担しています。なお、家庭系一般ごみの100キログラムまでの持ち込み料金は改定しません。
精華町木津川市280円
天理市160円
大和郡山市133円
生駒市(*)123円
奈良市100円
*生駒市については、指定ごみ袋単位による受入れのため10キログラム当たり手数料に換算して算出
市は、同審議会に対して手数料改定に関する諮問を行い、審議の上7月5日付けで答申を受けました。
今後は市議会へ条例改正の提案をし、議会での審議を経て、適切な周知・準備期間を置いて施行したいと考えています。くわしくは、市ホームページに掲載
問合せ 廃棄物対策課(電話番号:71-3001)・環境政策課(電話番号:34-4591)
スーパー・メガリージョン(SMR)ってなに!?
リニアに関する講演を行います
ところ 奈良ロイヤルホテル鳳凰の間(法華寺町)
とき・内容 11月5日(月曜日)
第一部 講演「スーパー・メガリージョンにおいて中間駅が果たす役割」:午後2時半~3時5分〈入場自由〉・政策研究大学院大学教授の家田仁さん(「スーパー・メガリージョン構想検討会」座長)
第二部 推進会議:午後3時15分~4時〈要申込〉・市内の関係機関、団体が連携して本市へのリニア新駅設置を推進するために会議を開催。傍聴申込は当日午後2時~2時15分に会場で受付(定員30人)
SMR構想検討会
リニア中央新幹線等の高速交通ネットワークの整備がもたらす「国土構造の大きな変革」の効果を、最大限「引き出す」ための取り組みを推進するために国土交通省が設置した検討会
問合せ 観光戦略課(34-5607)
今年は自然災害の多い年になりました。奈良市内には現在115か所の一次避難所があります。これまでは実際に開設しても利用者のないケースが多かったのですが、今年は多い日で約50か所、最大約170人が利用されるなど利用状況の変化を感じます。この背景には高齢化の進展や単身高齢者世帯の増加も影響しています。先日の台風の際にもトイレに介助が必要な90代の方が避難されるなど、多様な支援ニーズに直面しています。
先日、ある識者の方が「イタリアではトイレカー・キッチンカー・ベッドがすぐに届く」と海外の事例を紹介されていました。確かに工事現場や野外イベントなどではよく見かけるアイテムですが、災害に活かすという視点に目から鱗が落ちました。今後は避難所や物資の「数」の議論だけでなく、避難者にとっての生活の「質」を念頭に置いた研究を進めなければと痛感しました。
仲川げん