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安心して生活できるまちづくりを進めながら効率的な予算執行に努め、約33.6億円の黒字決算となりました。
令和3年度から5年連続で、30億円を超える黒字決算となりました。




市の特別会計では、土地区画整理事業特別会計が収支均衡になり、他会計は黒字となりました。
公営企業会計は以下の通りになりました。

令和7年度の市税収入は約555億8千万円で、歳入全体の約3分の1を占める本市の財政を支える柱です。前年度と比べて約26億6千万円増加しました。主な税目の状況は次のとおりです。
約21億1千万円の増加となりました。主な要因は、令和6年度に国の物価高騰対策として実施された、定額減税の適用が終了(一部の人を除く)した影響や給与所得の増等によるものです。

約3億4千万円の増加となりました。住宅等の家屋の新築・増築が進んだことに加え、事業者の設備投資が増え、機械や設備等の「償却資産」にかかる税額が増加したこと等が主な要因です。
約1億8千万円の増加となりました。市内に事務所等を置く企業では、幅広い業種で業績が堅調に推移し、法人税額を基礎に課税される「法人税割」が増加したこと等が主な要因です。

市税は、福祉や子育て、教育、道路整備等、みなさんの暮らしを支える行政サービスの大切な財源です。今後も公平で適正な課税と収納に努めます。
児童手当の拡充、障害者福祉の需要の高まり等により、歳出はこの10年間で大きく増加しています。こうした中でも、子育て支援や暮らしを支える基盤づくりに重点的に予算を配分し、安心して生活できるまちづくりを推進しました。また投資的経費については必要性・緊急性の高いもの等、着実に取り組むべき事業やまちの価値や暮らしの質の向上のため、未来への投資となる事業を中心に実施しました。
※令和元年度まで物件費で計上していた臨時職員経費を含む
子育て世帯や市民のみなさんにとって魅力的なまちとなるよう、キッズパークを整備しました。

近鉄大和西大寺駅と西部会館に続き、近鉄富雄駅・JR奈良駅等に図書受取ロッカーを増設しました。

令和7年9月、夜間も安全に利用できるよう、足元照明を備えたコースが完成しました。

・ロート奈良鴻ノ池パークの防災拠点整備
・駅のバリアフリー化
・JR新駅周辺まちづくり
・高齢者への補聴器購入費の補助
・奨学金返還支援
・ロートスタジアムのスコアボード改修 等
誰もが安心して暮らせる環境づくりのための経費です。過去10年間では、障害福祉関連が大きく増加。支援やサービスを利用する人の増加等が背景にあります。
令和7年度は児童手当の制度拡充の平年度化や、物価高対応子育て応援手当の支給等が増加の大きな要因となりました。

民間企業の賃上げを踏まえた人事院勧告に伴う給与改定や若手職員の給与引き上げ、管理職手当の増額など職員の処遇改善を進めたことにより、10年間で約3億円増加しました。
職員1人当たりの人件費が増加したため人件費総額は増加しましたが、人口減少を見据えた定員の適正化で正規職員は約240人減少。さらに、業務見直し等により時間外勤務が減り、令和7年度の超過勤務手当が平成28年度比で約4,000万円減少しました。また、会計年度任用職員の活用のため、勤勉手当・退職手当の導入といった処遇改善を進め、多様な人材を確保し、市民サービスの向上に努めています。

他の地方公共団体・民間団体への補助金等にかかる経費です。特に民間の認定こども園の増加により施設型給付が増加しています。そのほか、後期高齢者にかかる医療費の増加に伴い、市が負担する経費も年々増加しています。
令和7年度は定額減税補足給付金等の減少により、前年度に比べると減少となりました。
市の貯金にあたる財政調整基金※の残高は増加しています。5年連続の30億円を超える黒字決算により基金残高は順調に増加し、令和7年度決算による積立で残高が過去最高となる110億円になりました。
※経済不況等による税収の減少や、災害等による臨時的 な支出の増加等への備えとして積み立てている基金

令和7年度は前年度と比べ、新たな市債の発行は減少し、残高は着実に減少しています。過去の施設整備等に伴う市債はまだ残っていますが、平成 24年度のピーク時から市の責任分が896億円減少しました。将来世代の負担を軽減できるよう、市債残高の減少に努めています。



令和7年度一般会計決算は、9月定例会において、当初予算に計上されていない一次避難所の空調設計の委託業務を予算流用により実施したことが不適切とされ、不認定となりました。この業務は、昨年の猛暑を受け、市民の命を守るために緊急性があると判断し、工事に係る経費を算出するために準備したもので、工事の実施の可否についてはその後の議会で議論され、承認を得ています。この度の議論での意見は真摯に受け止め、引き続き適切な予算執行に努めます。
奈良市の決算についてくわしくはこちら
https://www.city.nara.lg.jp/site/zaisei/273628.html
【問合せ】財政課(電話番号:0742-34-4720)