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季節にちなんだ伝統行事や風物詩に関する歴史資料を数点ずつ、約1ヶ月ごとにテーマを変えて紹介する「ならまち歳時記」を開催します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示の予定を変更することがあります。
展示テーマ | 展示期間と休館日 | 展示内容 | ||
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奈良の桜 植桜楓之碑 |
令和4年4月1日~4月24日 |
幕末の奈良奉行、川路聖謨が東大寺や興福寺に桜や楓を植えることを発案し、町の人々がそれに協力したことを記念して建てられた「植桜楓之碑」について展示 主な展示史料:「植桜楓之碑」写真・拓本 |
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薪能(たきぎのう) | 令和4年4月26日~5月29日 〈休館日:5月2,6,9,16,23日〉 |
薪能の時期に合わせ、江戸・明治の薪能について絵図などで紹介 主な展示史料:薪能舞台配置図 |
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三条村野神絵馬 | 令和4年5月31日~6月26日 〈休館日:6月6,13,20日〉 |
奈良町周辺の農村で豊作祈って行われる野神参りの季節に合わせて、江戸時代から続く三条町の野神参りについて絵馬や写真で紹介 主な展示史料:三条村野神絵馬 |
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地蔵講 |
令和4年6月28日~7月31日 〈休館日:7月4,11,19,25,日〉 |
地蔵盆の季節に合わせてかつて肘塚椚町で交代で祭っていた地蔵菩薩の絵画、地蔵講のときに用いていた祭具などを展示 主な展示史料:紙本著色地蔵菩薩像 |
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奈良奉行と万燈籠 | 令和4年8月2日~8月28日 〈休館日:8月8,12,15,22日〉 |
春日大社の万燈籠の季節にちなみ、参道に残る燈籠の中から、奈良町の人々が奈良奉行本多淡路守繁親のために奉納した燈籠を中心に紹介 主な展示史料:萬大帳 |
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芭蕉の句と大和名所 | 令和4年8月30日~9月25日 〈休館日:9月5,12,20日〉 |
芭蕉は、重陽の節句にちなむ「菊の香や奈良には古き仏達」の句の他にも、奈良で多くの名句を詠みました。それらの句に関連する奈良の名所を江戸時代の名所絵図などで紹介 主な展示史料:大和名所図会 |
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鹿の角きり | 令和4年9月27日~10月15日 〈休館日:10月3,11日〉 |
鹿の角きり行事の時期に合わせて、角きりの絵図や絵はがきなどを展示 主な展示史料:奈良勝地漫画 |
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正倉院御開封之図 | 令和4年10月18日~11月13日 〈休館日:10月24,31日、11月4,7日〉 |
正倉院展の時期に合わせて、江戸時代に正倉院を開封した時の様子を描いた絵図を紹介 主な展示史料:天保四年 正倉院御開封之図 |
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春日若宮おん祭 | 令和4年11月15日~12月18日 〈休館日:11月21,24,28日、12月5,12日〉 |
奈良の冬を代表する年中行事、春日若宮おん祭について江戸時代の祭礼図などで紹介 主な展示史料:春日大宮若宮祭礼図 |
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奈良町の正月行事 春日講 | 令和4年12月20日~令和5年1月22日 〈休館日:12月26,29日~1月3,10,16日〉 |
奈良町や周辺の農村で行われてきた奈良を代表する信仰行事である春日講(しゅんにちこう)について、町の記録などで紹介 主な展示史料:諸祝儀控・春日鹿曼荼羅(写真) |
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節分真榊奉納 |
令和5年1月24日~2月26日 |
大正末~昭和初期まで、元林院の芸妓衆が官女などに扮して春日神社に大真榊を奉納する節分真榊奉納が行われていました。この行事について当時の絵はがきなどで紹介 主な展示史料:節分真榊奉納行事絵はがき |
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お水取り |
令和5年2月28日~3月31日 〈休館日:3月6,13,20,22,27日〉 |
東大寺二月堂で3月1日~14日まで行われる修二会は12日夜に若狭井から香水をくみとることからお水取りとも呼ばれます。その季節にちなみ、お水取りを描いた絵図などを紹介 主な展示史料:大和国奈良東大寺御法事略図 |
(注)展示内容の一部を変更することがあります。
史料保存館の展示のご案内はこちらもご覧下さい。
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