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季節にちなんだ伝統行事や風物詩に関する歴史資料を数点ずつ、約1ヶ月ごとにテーマを変えて紹介する「ならまち歳時記」を開催します。
※4/10(金曜日)~5/31(日曜日)まで臨時休館いたします。(6/1(月曜日)は通常の休館日)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、展示の予定を変更することがあります。
展示テーマ | 展示期間と休館日 | 展示内容 | ||
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奈良の桜 植桜楓之碑 |
令和2年4月1日~4月29日 |
幕末の奈良奉行、川路聖謨が東大寺や興福寺に桜や楓を植えることを発案し、町の人々がそれに協力したことを記念して建てられた「植桜楓之碑」について展示 | ||
薪能(たきぎのう) |
令和2年5月8日~5月31日 |
薪能の時期に合わせ、江戸時代の薪能について絵図などで紹介 | ||
奈良の鹿 | 令和2年6月2日~6月28日 〈休館日:6月8,15,22日〉 |
かわいらしい子鹿を目にすることが増えるこの季節に合わせ、鹿を描いた江戸時代の地誌、昭和の風物画などを紹介 | ||
奈良の酒 |
令和2年6月30日~7月19日 〈休館日:7月6,13日〉 |
室町時代から名酒として知られた奈良の酒は、安土桃山時代には清酒の原型となる諸白造りが奈良で生まれ、「南都諸白」と呼ばれました。当時は夏酒、寒酒の二種類があり、初夏にも酒造りが行われていました。その時期に合わせ、奈良の酒に関する史料を紹介 | ||
奈良奉行と万燈籠 | 令和2年7月21日~8月23日 〈休館日:7月27日、8月3,11,17日〉 |
春日大社の万燈籠の季節にちなみ、参道に残る燈籠の中から、奈良町の人々が奈良奉行本多淡路守繁親のために奉納した燈籠を中心に紹介 | ||
芭蕉の句と大和名所 | 令和2年8月25日~9月27日 〈休館日:8月31日、9月7,14,23日〉 |
芭蕉は、重陽の節句にちなむ「菊の香や奈良には古き仏達」の句の他にも、奈良で多くの名句を詠みました。それらの句に関連する奈良の名所を江戸時代の名所絵図などで紹介 | ||
鹿の角きり | 令和2年9月29日~10月18日 〈休館日:10月5,12日〉 |
鹿の角きり行事の時期に合わせて、角きりの絵図や絵はがきなどを展示 | ||
正倉院御開封之図 | 令和2年10月20日~11月15日 〈休館日:10月26日、11月2,4,9日〉 |
正倉院展の時期に合わせ、天保4年(1833)の修理の際の正倉院開封の儀式の様子を詳しく描いた貴重な絵図を紹介 | ||
春日若宮おん祭 | 令和2年11月17日~12月20日 〈休館日:11月24,30日、12月7,14日〉 |
奈良の冬を代表する年中行事、春日若宮おん祭について江戸時代の祭礼図で紹介 | ||
奈良暦 | 令和2年12月22日~令和3年1月11日 〈休館日:12月28日~1月4日〉 |
江戸時代、奈良の名産品のひとつであり、陰陽町に住んだ陰陽師の作った奈良暦について紹介 | ||
近世奈良の茶人 久保権太夫(ごんだゆう)(長闇堂)(ちょうあんどう) | 令和3年1月13日~2月21日〈休館日:1月18,25日、2月1,8,12,15日〉 | 小堀遠州などとも親交のあった江戸時代の奈良の茶人、長闇堂(ちょうあんどう)こと久保権太夫について紹介 | ||
春日大社の御田植行事 |
令和3年2月23日~3月31日〈休館日:2月24日、3月1,8,15,22,29日〉 | 春先の年中行事である春日大社の御田植行事の版図などを紹介 |
(注)展示内容の一部を変更することがあります。
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開催日:2020年4月1日 から 2021年3月31日
場所・時間等:
奈良市脇戸町1-1
史料保存館