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春日大社が創祀された8世紀頃には、御蓋山(みかさやま)の麓から飛火野にかけてイチイガシを優占種とする照葉樹林がひろがっていたと考えられています。
現在、春日大社境内にはそれを物語るように幹周3mを越えるイチイガシの巨樹が多く生育しており、学術的にも環境保全の上からも重要な存在です。

| 件名 | 春日大社境内のイチイガシ巨樹群 |
|---|---|
| かな | かすがたいしゃけいだいのいちいがしきょじゅぐん |
| 数量 | 33株 |
| 指定(分類) | 奈良市指定文化財(天然記念物) |
| 指定日 | 昭和56年2月12日 |
| 所在地 | 奈良市春日野町160 |
| 所有者 | 春日大社 |
| 小学校区 | 鼓阪 |