本文
好評のうち開催を終えました!誠にありがとうございます。
講座当日の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください!
昨年に引き続き、今年も夏の開催になりました。
当課職員による文化財と旧田中家住宅についてのお話と、昔のくらし館の解説からスタートです。
旧田中家住宅に戻り、まずは土間で竹のあんどん作りから!
都跡公民館館長の山田さんと、公民館サポーターのみなさんが先生です。
(※竹は都跡地域の方から提供していただきました。)
のこぎりを使って、竹に切れ目を入れていきます。
竹を切るのは初めて!竹のにおいがする!など、いろんな感想が。
のこぎりで切れ目を入れたら、ノミを入れて柄を金槌でトントン…。
すると竹が割れて、くり抜くことができました。
慣れない作業ですが、みんなで協力し合いながらすすめていきます。
あとは紙に自由に絵を描いて、竹に張り付ければ完成です!
あんどんに火をともすと、また雰囲気が変わりますね。
素敵なオリジナルあんどんになりました!
お腹がすいてきたところで、いよいよかまどで炊飯体験です。
まずは講師のすずらんクラブの先生の説明から。
うまく火が入るでしょうか…。
そわそわしながら見守ります。
炊き始めると、かまどからはもくもくと煙が立ち上ります。
この煙がすごく目にしみる…!煙のにおいもする…!
現代の生活では味わえない体験です。
釜のふたを開けると、湯気とご飯のいい匂いが広がります。
お米はキラキラしていて、おいしそうに炊けていました!!
うまくおこげもつきました。
おひつに移してご飯を蒸らします。
ご飯は、スタッフが準備した豚汁やお漬物と一緒に美味しくいただきました。
食後は、奈良町からくりおもちゃ館からお借りしたおもちゃで遊びました。
いつもとは少し違う遊びを楽しんでいただけたでしょうか?
最後に、かまど大好き!竈ai研究会さんによる、かまどについてのお話。
かまどの作り方、かまどの神様、「竈」という漢字の書き順まで…。
かまどについての知識が深まりました。
昔の人の生活には欠かせないかまど。
詳しくお話をきくと、なかなか奥深いものです。
竹のあんどん作りとかまどの炊飯体験、盛りだくさんの内容でしたね。
ご感想をうかがうと、昔の家のしくみや形を知ってよかった、あんどん作りが楽しかった、
子どもに貴重な体験をさせることができた、といった旨のお声と、
文化財について理解や関心が深まったとのご回答をいただきました。
ご参加の皆さま、おつかれさまでした。
日時・内容 |
令和5年7月30日(日曜日) 午前9時半~午後2時 奈良市指定文化財「旧田中家住宅」のかまどでごはんを炊く体験をしていただきました。
|
---|---|
場所 |
昔のくらし館・旧田中家住宅 市ホームページ(新規ウィンドウが開きます)
|
参加者 |
市内在住・在勤・在学の小学生以上の方(小学1・2年生は保護者参加要) 20人 |
参加費 |
1人600円 |
その他 |
奈良市生涯学習財団(都跡公民館)との共催事業として行いました。 |
奈良市では、文化財に関する情報発信を目的としてTwitterを利用しています。 |