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奈良の文化財をもっと知る講座2023 古民家で昔のくらし体験~かまどでごはんを炊こう!~

更新日:2023年8月7日更新 印刷ページ表示

市指定文化財「旧田中家住宅」で体験!
かまどでごはんを炊いてみよう!!

 好評のうち開催を終えました!誠にありがとうございます。
 講座当日の様子を掲載していますので、ぜひご覧ください!

講座当日の様子

奈良市指定文化財旧田中家住宅の外観
昔のくらし館の解説
昨年に引き続き、今年も夏の開催になりました。
当課職員による文化財と旧田中家住宅についてのお話と、昔のくらし館の解説からスタートです。

 

竹のあんどん作りの説明の様子
​旧田中家住宅に戻り、まずは土間で竹のあんどん作りから!
都跡公民館館長の山田さんと、公民館サポーターのみなさんが先生です。
​(※竹は都跡地域の方から提供していただきました。)

 

竹をのこぎりで切る様子
のこぎりを使って、竹に切れ目を入れていきます。
竹を切るのは初めて!竹のにおいがする!など、いろんな感想が。

 

竹に鑿を入れる様子
のこぎりで切れ目を入れたら、ノミを入れて柄を金槌でトントン…。
すると竹が割れて、くり抜くことができました。

 

旧田中家住宅土間での竹のあんどん作りの様子
慣れない作業ですが、みんなで協力し合いながらすすめていきます。​

 

完成前の竹のあんどんの様子
あとは紙に自由に絵を描いて、竹に張り付ければ完成です!

 

竹のあんどんに火をともした様子
あんどんに火をともすと、また雰囲気が変わりますね。
素敵なオリジナルあんどんになりました!

 

かまどでの炊飯の説明をうける様子
お腹がすいてきたところで、いよいよかまどで炊飯体験です。
まずは講師のすずらんクラブの先生の説明から。

 

かまどに火を入れる様子
うまく火が入るでしょうか…。
そわそわしながら見守ります。

 

かまどでご飯を炊く様子
炊き始めると、かまどからはもくもくと煙が立ち上ります。
この煙がすごく目にしみる…!煙のにおいもする…!
現代の生活では味わえない体験です。

 

ご飯が炊きあがった様子
釜のふたを開けると、湯気とご飯のいい匂いが広がります。

 

炊きたてのごはん
​お米はキラキラしていて、おいしそうに炊けていました!!
うまくおこげもつきました。

 

ご飯をおひつに移す様子
おひつに移してご飯を蒸らします。
ご飯は、スタッフが準備した豚汁やお漬物と一緒に美味しくいただきました。

 

からくりおもちゃ館のおもちゃで遊ぶ様子
食後は、奈良町からくりおもちゃ館からお借りしたおもちゃで遊びました。
いつもとは少し違う遊びを楽しんでいただけたでしょうか?​

 

かまどについてのお話を聞く様子
最後に、かまど大好き!竈ai研究会さんによる、かまどについてのお話。
かまどの作り方、かまどの神様、「竈」という漢字の書き順まで…。
かまどについての知識が深まりました。

 

かまどについてのお話を聞く様子
昔の人の生活には欠かせないかまど。
詳しくお話をきくと、なかなか奥深いものです。

 

旧田中家住宅と青空の写真
竹のあんどん作りとかまどの炊飯体験、盛りだくさんの内容でしたね。
ご感想をうかがうと、昔の家のしくみや形を知ってよかった、あんどん作りが楽しかった、
子どもに貴重な体験をさせることができた、といった旨のお声と、
文化財について理解や関心が深まったとのご回答をいただきました。
ご参加の皆さま、おつかれさまでした。

 

講座概要

日時・内容

令和5年7月30日(日曜日) 午前9時半~午後2時

奈良市指定文化財「旧田中家住宅」のかまどでごはんを炊く体験をしていただきました。
講師はすずらんクラブ(ボランティア団体)、竈ai研究会、公民館サポーター、文化財課職員でした。

  • 内容
    • 文化財と旧田中家住宅のお話、昔のくらし館の解説
    • 工作(竹のあんどん作り)
    • かまどを使った炊飯
    • 昔のおもちゃ遊び
    • かまどについてのお話

場所

昔のくらし館・旧田中家住宅 市ホームページ(新規ウィンドウが開きます)
奈良市五条町204-1

  • 近鉄西ノ京駅から、徒歩約15分(唐招提寺から東へ約5分)、または春日大社本殿行バスで「唐招提寺東口」下車すぐ。
  • JR奈良駅または近鉄奈良駅から、奈良県総合医療センター行・法隆寺前行バスで「唐招提寺東口」下車すぐ。

参加者

市内在住・在勤・在学の小学生以上の方(小学1・2年生は保護者参加要) 20人

参加費

1人600円

その他

奈良市生涯学習財団(都跡公民館)との共催事業として行いました。

奈良市では、文化財に関する情報発信を目的としてTwitterを利用しています。
奈良市文化財課のアカウント( nara_c_bunkazai<外部リンク> )では、文化財やイベント・催しなどの最新情報をお届けしています。