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帯解駅舎は、明治31年に建てられたJR桜井線の現役の駅舎で、国の登録有形文化財になっています。これから復原工事を行う予定ですが、昔はどのような様子だったのかよくわからない部分があります。明治から昭和40年代頃までの写真や絵など、何でもOKです。
ささいなことでも、駅舎の昔の姿を知る大きなヒントになります。ぜひご協力をお願いいたします。
・写真(人物写真の背景に帯解駅舎の一部がちらっと写っているものでも構いません)
・絵、図、スケッチ
・記憶、エピソード(改修工事、待合室や改札口の様子、イベントなどの出来事など)
駅舎の一部が背景に写っているもの
待合室で撮影したもの
思い当たるものがある方は、専用フォーム<外部リンク>か、メール(bunkazai@city.nara.lg.jp)、もしくはお電話でご連絡ください。
奈良市の南部、今市町に位置するJR桜井線の駅舎です。切妻造桟瓦葺平入で、外観は漆喰塗の真壁に腰板張を基調とし、正面と北面には銅板葺の庇が付きます。
奈良鉄道の駅として開業した当初は一部を駅長官舎にあてていましたが、国有化後の大正末に駅長官舎を他に移し、間仕切りを改めて、待合室、事務室、休憩室等からなる当時の標準的な駅舎に改修しました。
改修はあるものの、明治後期に私鉄により建設された駅舎の姿を知る資料であるとともに、大正期以降鉄道省によって整備された標準的な地方駅舎の姿をとどめており、鉄道発展の歴史を伝える建物として、価値があります。
帯解駅本屋 外観
件名 | 帯解駅本屋 |
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かな | おびとけえきほんや |
数量 | 1棟 |
登録(分類) | 登録有形文化財(建造物) |
登録日 | 令和4年6月29日 |
所在地 | 奈良市今市町 |
所有者 | 奈良市 |
小学校区 | 帯解 |
構造形式 | 木造平屋建、瓦葺、建築面積112平方メートル |
年代 | 明治31年(1898)/大正15年(1926)・昭和40年代改修 |