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奈良しみんだより令和2年11月号(テキスト版)2-4ページ 特集:重点施策の進捗をお知らせします

更新日:2020年11月1日更新 印刷ページ表示

PRIORITY MEASURES 2020 重点施策の進捗をお知らせします

奈良市では、近年のめまぐるしく変化する時代や社会へ適切に対応するため、そして将来にわたって「選ばれるまち」であるために、さまざまな取り組みを実施しています。今回は、市がどのような点に力を注いでいるのかを、直近の進捗状況とともに、4つのテーマに分けて紹介します。

 

1 もっとオープンでコンパクトな自治体へ

●職員の意識変革?
組織診断の結果に基づき、職場ごとにアクションプランの作成と実施、振り返りを行う研修を行いました。

●市債残高の縮減と財政健全化
市債残高の減少や職員適正化等の財政負担削減により、将来負担比率(収入に対して「将来支払うべき負担」の割合)を着実に改善しています。(くわしくは7ページ)

●コンビニ交付・出張所改革
スマートフォンからの事前申請やマイナンバーカードの活用により、窓口では申請書を書くことなく引っ越しの手続きが可能となりました。

この他、行政手続の簡略化等のため、申請書や届出書等の押印の省略を始めています。今後も行政手続における必要な見直しを進めます

 

2 子育て・教育環境の充実で、未来の世代への先行投資

●(仮称)奈良市子どもセンターの設置
日常の子育て相談から発達等の専門相談までワンストップで対応し、児童虐待等の緊急事案にも対応できる(仮称)奈良市子どもセンターを、令和3年度に開設できるよう準備を進めています。

●待機児童の解消
保育施設の増設と、処遇改善等による保育士確保を進めています。令和元年度は民間保育所等を4園開園しました。

令和2年度、待機児童数は過去最小を達成

待機児童数の推移(各年4月現在)
平成21年…65人
平成22年… 91人
平成23年… 58人
平成24年…115人
平成25年…95人
平成26年…115人
平成27年…79人
平成28年…85人
平成29年…163人
平成30年…76人
平成31年…69人
令和2年…33人
令和2年度過去最小を達成

●バンビーホームでの夏休み等の食事提供
夏・冬・春休み等45日間で、44,175食を提供し、出席児童の42パーセントが利用しました。

●子ども医療費の窓口払い軽減
県内医療機関で、令和元年8月診療分から未就学児の医療費助成で窓口の立替え払いが不要となりました。(窓口での負担は通院500円、入院1,000円の自己負担のみ。ただし保険適用に限ります)

●休日夜間応急診療所への小児科医全日配置
平成31年4月から、夜間診療所に小児科医を全日配置しています。

●病児保育の充実
令和元年11月に「mランド保育園」を開園しました。また、市内の病児保育施設3施設全てで延長保育を実施しています。
令和元年11月に開園した病児保育園「mランド保育園」

●計画的な学校の長寿命化
今年度中に学校施設長寿命化計画を策定し、今後、校舎トイレの乾式・洋式化も含め、効果的に施設整備を行っていきます。

●登下校時の通学路の安全対策
全市立小学校に登下校見守りシステム「ツイタもん」を導入し、運用しています

 

3 医療・介護・福祉の連携による、きめ細やかな福祉の実現

●犬猫の殺処分0
殺処分数
平成22年…380
平成23年…400
平成24年…280
平成25年…218
平成26年…169
平成27年…43
平成28年…8
平成29年…3
平成30年…1
令和元年…0
令和元年度は犬猫の殺処分0を達成しました。令和2年度も10月15日現在、0件を維持しています。

●買い物支援
日頃の買い物に困っている人への支援を行うため、各地域のニーズの掘り起こしや対応策の検討について関係者と協議していきます。令和2年10月にセブン?イレブンと連携した市内での移動販売を開始しました。

●避難所の機能の充実
避難所における新型コロナウイルス対策物資も含め、備蓄を進めています。

●子どもの貧困等新たな福祉課題への対応
ひとり親世帯または就学援助受給水準にある世帯の中学3年生を対象に学習支援を実施し、高等学校等への進学を支援しました。

●在宅医療と介護の連携
在宅医療・介護連携支援センターにおいて199件の個別相談支援を行いました。また、作成した入退院連携マニュアルの運用方法を関係機関に周知しました。

●科学的データに基づいた地域別の予防医療
医療データを活用し、喫煙習慣がある人にCOPD(慢性閉塞性肺疾患)に理解を促す啓発や、糖尿病性腎症の重症化を予防する事業を行っています。

●市役所庁舎の耐震化
令和3年3月の完了に向けて工事を進めています。耐震化により安全性を確保するとともに、窓口環境整備により利便性を向上させます。
新しくなった庁舎1階市民ホール(東側)(写真)

●令和4年春の新斎苑完成をめざします
平成30年度から進めている新斎苑の建設。令和2年8月に主要地方道奈良名張線と新斎苑建設予定地を結ぶ橋梁が完成しました。

Pick Up! 新斎苑の工事の進捗をお知らせします

現東山霊苑火葬場は大正5年に開設され、数回の改修を経て現在に至りますが、老朽化が著しく、さまざまなニーズや将来的な火葬件数増加への対応が困難です。
現在、市では人生終焉の儀式の場にふさわしく、やすらぎのある、また環境や景観に配慮した新斎苑の整備を進めています。現在の工事の進捗を写真で説明します。
写真で見る 橋梁完成まで
(1)橋脚の仮設工事(令和元年5月)
(2)橋脚鉄筋組立 コンクリート 打設工事(令和2年1月)
(3)橋脚の躯体工完了 (令和2年3月)
(4)上部架設工事(令和2年5月)
(5)橋梁完成(令和2年8月)
写真で見る 現在の様子(令和2年10月)
橋梁から新斎苑施設への構内通路の整備
敷地造成の様子
敷地造成工事により発生した残土を搬出します。搬出後、ここに新斎苑施設を建設します。

令和4年春の供用開始に向け、建設予定地の敷地造成工事等を進めています。進捗状況は引き続きしみんだより等で報告します。

4 県・市連携によるまちづくり&奈良市の成長戦略

●大和西大寺駅の南北自由通路建設
南北自由通路工事が完了し、令和2年4月から「いつでも、安全に、安心して」南北を自由に往来できるようになりました。
新しくなった大和西大寺駅と南北自由通路(写真)

●奈良電力鴻ノ池パークをはじめとする市内の公園のリニューアル
ならでんフィールドにバナー付きの街路灯を設置しています。平城第2号公園では、トイレ工事が完了しました。

●リニア新駅設置の誘致活動
令和元年度はPR用パンフレットを新たに作成し、新駅設置の要望活動を行いました。(現在、啓発活動はSNS等で実施)

●八条・大安寺地区のJR新駅周辺の整備
「奈良市八条・大安寺周辺地区まちづくり懇話会」を設置し、県・市連携によるまちづくりを検討しています。

●クリーンセンター問題の解決
令和元年12月に建設候補地を公表しました。ごみ処理広域化については、参加市町村確定に向けて検討しています。

●柳生街道や山の辺の道等の古道を生かした滞在メニューの開発
既存看板(11か所)の多言語化が完了しました。また、東部地域の滞在時間を増加させるため、「さとやま民泊」を推進し、メニューの開発を行っています。
(写真)奈良の自然を生かした食や体験が堪能できる「さとやま民泊」

●滞在時間のさらなる延長で観光を真の基幹産業へ
多言語コールセンターや観光案内所の運営を通じて、コロナ禍でも安全・安心な観光ができるよう情報提供を行っています。

●奈良電力鴻ノ池パークを少年刑務所跡や旧ドリームランド跡地と一体活用
奈良電力鴻ノ池パーク内の道路が完成し、ジョギングコースや少年刑務所跡ホテルへのアクセス道路として利用できるようになります。

●東アジアの国々との交流促進
西安市第一保育院から子どもたちと教師が奈良を訪れ、平城こども園で交流を行いました。

●地域自治協議会の創設
各地域で主体的に地域の課題解決に向けた活動ができるよう、地域自治協議会の設立を支援しました。(令和2年10月現在、12地域で創設)
地域自治協議会の設立状況
協議会設立済の地域(12地域)
準備会設立済の地域(5地域)
※令和2年10月時点

●市内での起業を促進
市内で起業家を生み育てる拠点として、令和2年3月に創業支援施設を「BONCHI」としてリニューアルオープンしました。
(写真)リニューアルした「BONCHI」。今年10月に2020年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会)を受賞しました

【問合せ】総合政策課(電話番号:34-4786)