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奈良市では、今春、東部地域(※1)の観光・民泊情報を提供するプロモーションサイト「ならのはるをめざして。」(※2)をプレオープンしました。
このたび、第2回入江泰吉記念写真賞を受賞した写真家・田淵三菜氏の協力のもと、コンテンツの制作を行い、今夏から本格的に公開します。
これまで、奈良市を訪れる観光客が、市内で食事・宿泊の機会を増やすことで滞在時間を延長し、消費の拡大を図る「もう一食、もう一泊」の取組の一環として、東部地域の活性化や誘客促進を進めてきました。
その取組をさらに拡大するため、本サイトでユーザーの視覚に訴える質の高い写真や動画等で地域の魅力を紹介し、本市への観光人口、交流人口のさらなる増加に繋げます。
標高200~600mのなだらかな山地状の地形が広がる大和高原の北部に位置し、7つの地域(田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ヶ瀬、都祁)から成り立つ。中心市街地の主要駅から一番近いところで車で20分ほどにある地域。
本市にとっては、食料供給地、土砂崩れや洪水の防止、水質保全や大気の浄化等の環境保全等の役割を担う一方で、人口減少や高齢化が顕著にみられる地域。
株式会社アイル(代表取締役社長 岩本哲夫)
大阪府大阪市北区大深町3-1グランフロントタワーB34階
10T(テンティー)株式会社(代表取締役 高村快人)
神奈川県鎌倉市御成町3-10 鎌万ビル2階)
※公募型プロポーザルにより事業者を選定。
※サイト構築費 538万円
別添資料参照
「「東」を陰陽五行説における「春」の方角と設定し、奈良の「はる」の方向を目指して旅をする」と設定。
「奈良市街地からすぐに行ける、素朴で自然豊かな場所」として奈良駅付近の主な観光地+東部地域という新たな選択肢としての位置づけを周知する。
写真家・田淵三菜氏(第2回入江泰吉記念写真賞受賞)が撮影した写真をメインビジュアルや主要ページ等に配置し、地域や各スポットのイメージアップを図る。
なお、田淵氏とともに、料理研究家・三原寛子氏を起用し、エッセイの寄稿の他、東部を旅する様子を収めたショートムービーを公開予定。
それぞれ写真、料理を通じて、東部地域との縁を発見する過程を核に制作を行った。
グランドオープンと併せ、田淵氏の写真を用いて制作したポスターを東部地域の関連施設や観光施設・店舗等に掲出し、サイト自体のPRを図る。
今年度継続して行うコンテンツの拡充に合わせ、本サイトのPRも強化する予定。
メディア関係者を対象とした体験型観光を紹介するツアーを実施。(別添参照)
昨年度から東部出張所で実施している「さとやま民泊」の参加施設(本サイトにも掲載)を中心に東部地域を周遊していただきます。
約40施設(うち農家民宿・民泊は6施設(※4))(別添資料参照)
今年5月にはスタートアップミーティングを実施。
※1 奈良市の田原、柳生、大柳生、東里、狭川、月ヶ瀬、都祁の7つの地域
※2 「ならのはる」とは、古代より陰陽五行説では方角に季節があり、平城京からみたとき東の方角が「春(はる)」にあたることから名付けています。
※3 「宿泊を含む東部での体験型観光全般」を指す広義の言葉(本市の造語)。東部地域の住民、事業者が主体的に農村地域の地域資源を活かした宿泊、体験、食事、買い物等を提供できるよう、本市が推進・サポートする取組。
※4 民泊新法(=住宅宿泊事業法 平成29年6月施行)以降に登録の2施設においては、昨年12月以降、合わせて100人以上の宿泊客を受入。
※5 「民泊新法」の施行により、平成30年9月27日に「さとやま民泊」に関する連携協定を締結。本社は大阪府堺市であるが、奈良支店は柳生地区の「柳生茶屋」に構える。
※6 平成30年12月に構造改革特別区域計画「奈良市東部地域どぶろく特区」(通称「どぶろく特区」)を申請し、内閣総理大臣により認定。
総合政策部 秘書広報課
Tel:0742-34-4710