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奈良市内で還付金詐欺の電話が多発しています。
市役所の保険課を称して「還付金がある」と電話がかかり、「金融機関の職員が自宅を訪れるので、キャッシュカードを渡してください」と伝えられます。
その後すぐ金融機関の職員を名乗る者が自宅を訪れ、暗証番号を聞き取りキャッシュカードを受け取るというものです。
このような事例の相談が奈良市消費生活センターへ11月頃から増加しており、平成30年12月10日の1日だけで4件の電話相談がありました。
さらにうち1件は実際にキャッシュカードを渡しています。
通常市役所から還付金があると電話をすることはありませんし、金融機関の職員がキャッシュカードを預かることもありません。
年末はこのような還付金詐欺が毎年多発します。電話で還付金の話があったときは、奈良市消費生活センター(0742-34-4895)へご連絡ください。
また、キャッシュカードを渡してしまったときは、当該金融機関と最寄りの警察署に至急連絡してください。