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現在、主にスポーツを楽しむ場として市民に愛されている「鴻ノ池エリア」。この鴻ノ池エリアに重要文化財「旧奈良監獄」を加え、よりアクティブに楽しめるエリアを生み出すプロジェクトが、今年度、本格的に始動します。
5月31日(火曜日) 14時より、プロジェクト始動を記念して、寄附をいただく企業や法務省が一堂に会し、官民協働のまちづくりや今後の展開、期待すること等を語る記者会見を旧奈良監獄で行いました。
本プロジェクトは、国の地方創生拠点整備交付金及び地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)により民間事業者からいただく寄附を活用しています。平成29年12月25日に法務省・奈良県・奈良市で締結された「旧奈良監獄及び鴻ノ池運動公園周辺地域の活性化に関する包括協定書」に基づき、これまで本市はアクセス道路を整備し、今後は、公共施設等運営権制度を利用して民間事業者が活用を進めている重要文化財・奈良監獄と隣接するロート奈良鴻ノ池パーク(鴻ノ池運動公園)が連携し、各施設の特性を生かした整備を包括して行います。
旧奈良監獄は、重要文化財をホテルや監獄資料館に改修するなど、全国に例を見ない施設です。本プロジェクトにより官民協働体制を構築することで、一層にぎわいあるまちづくりの核となることを目指します。
令和4年5月31日(火曜日) 14時00分〜
旧奈良監獄(奈良市般若寺町18)
14時00分 挨拶
・奈良市長 仲川 げん
・星野リゾート 代表 星野 佳路(ほしの よしはる)様
・株式会社合人社計画研究所 取締役 山本 計至(やまもと かずゆき)様
・法務省 大臣官房審議官(矯正局担当) 花村 博文(はなむら ひろふみ)様
14時15分 集合写真撮影
14時20分 質疑応答
14時30分 終了
【PDF版】国・県・市・民間による鴻ノ池運動公園及び旧奈良監獄連携プロジェクト [PDFファイル/1.28MB]
地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税から税額控除される仕組みです(くわしくは下記リンクから)。
本制度の活用により、奈良市は寄附企業とのパートナーシップの構築や、財源の確保による新事業の展開などが期待できます。また、寄附企業は地域に寄附を行うことで、社会貢献に取り組む企業としてのPR効果などが期待でき、奈良市と寄附企業の双方にメリットのある制度となっています。
これまで奈良市では、「もしなら子どもプロジェクト(子どもセンター周辺一体整備事業)」を8企業様からご寄附をいただき実施しています。
本社所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2148
代表者:代表 星野 佳路
独創的なテーマが紡ぐ圧倒的非日常「星のや」、ご当地の魅力を発信する温泉旅館「界」、自然を体験するリゾート「リゾナーレ」、テンションを上げる都市ホテル「OMO(おも)」、ルーズに過ごすカフェホテル「BEB(ベブ)」の5ブランドを中心に、国内外で58施設を運営。
本社所在地:広島県広島市中区袋町4-31
代表者:代表取締役 福井 滋
広島に本社を置く不動産関連サービス業グループ。全国で事業を展開しており、4月には奈良営業所を開設した。主力の分譲マンション総合管理業は管理戸数全国上位。PPP/PFI事業にも注力し、ここ数年の受託実績は全国トップクラス。