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企業版ふるさと納税を活用した寄附を募集しています
地方創生の取組を更に加速させていくため、地方公共団体が行う地方創生事業に対して企業のみなさまから積極的に寄附を行っていただけるよう、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」が平成28年4月に創設され、奈良市においても制度を活用した寄附を募集しています。企業のみなさまからのご支援をお待ちしております。
1.企業版ふるさと納税とは
企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税から税額控除する仕組みです。通常の損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)と合わせて、最大で寄附額の約9割が軽減され、実質的な企業の負担が約1割まで圧縮されます。
※ 令和7年度税制改正において、適用期限が令和9年度まで延長されました。
- 留意事項
- 1回あたり10万円以上の寄附が対象となります。
- 寄附を行うことの代償として経済的な利益を受け取ることは禁止されています。
- 本社が所在する地方公共団体への寄附については、本制度の対象となりません。
(奈良市内に本社が所在する企業の場合、奈良市に対する寄附は、本制度の対象外。) - 企業名は原則公開とさせていただき、非公表とする場合は、寄附申し出時にその理由を確認します。
- 市事業の企画又は立案に関与している場合、事業に関して市との間に取引等の関係がある場合、当該法人又は当該法人の関係会社からの寄附はできない可能性があります。
※制度の詳細については、内閣府企業版ふるさと納税ポータルサイトをご確認ください。
- 内閣府企業版ふるさと納税ポータルサイト<外部リンク>
2.寄附募集事業
子どもたちの笑顔を守るプロジェクト(フードバンク事業)
【事業概要・実施背景】
- 物価高騰等によって、苦しい経済状態で子育てをするひとり親家庭や、子育てをしている生活困窮家庭の経済的負担を軽減し、特に子どもの日々の生活や成長に不可欠な「食」の支援を実施します。
【これまでの取組と今後の展望】
- 令和6年度は「個人版ふるさと納税」、「企業版ふるさと納税」による寄附を活用し,パン等の日配品、野菜等の生鮮品といった、短い期間で提供する必要がある為、ニーズがあるものの、今まで取り扱いができなかった食品を対象に臨時回収・配布を実施し更なる「食」の支援を行いました。今後も対象食品や配布手段を拡大しながら更なる「食」の継続した支援を推進してまいります。
子どもたちの笑顔を守るプロジェクト(中学生・高校生等海外夢応援)
【事業概要・実施背景】
- 「あなたの夢、海外で探究してみない?」がキャッチフレーズの新事業『奈良市中学生・高校生等海外夢応援プロジェクト』が、令和6年度より始動いたしました。
- 本事業は、市内在住の中学生・高校生等が、将来の夢を叶えるために海外で探究学習をすることにより、学生時代により多様な経験と、自ら考え行動できるような体験をすることでグローバルな視点で物事を考える能力を備えながら、自らの力で未来を切り開くチャレンジ精神を養うことを目的とする補助金事業を実施します。
【これまでの取組と今後の展望】
- 中学生・高校生等から将来の夢を叶えるための“海外探究学習プラン”を募集し、プレゼンテーション審査を経て内容を選考のうえ、海外での企画の実現を財政面で支援します。
- 令和6年度は、多数の応募の中から4名の渡航者が決定し、ザンビア、エストニア、インド・マレーシア、アメリカにて探究学習に励みました。今後も、夢を持つ中学生・高校生等の探究活動を継続して支援していくことを目指します。
平和的・未来志向の国際交流都市 世界の奈良市ブランドを創造するプロジェクト
【事業概要・実施背景】
- 中央アジアのウズベキスタン共和国のサマルカンド市と奈良市は、古来シルクロードによる交流のご縁で2022年に姉妹都市提携を結びました。サマルカンドは古くから文化・交易の中心として発展し、2001年にはユネスコ世界文化遺産に「サマルカンド-文化の交差路」として登録されました。その多様な文化財は、パリ・ルーブル美術館(2022年)やロンドン・大英博物館(2024年)他世界各地で展覧会が開催されるなど、高く評価されています。
- 奈良市では、姉妹都市提携5周年に当たる2027年に、奈良国立博物館においてウズベキスタンの国宝級の文物を集めた「奈良・サマルカンド特別交流展」を開催する予定です。
【これまでの取組と今後の展望】
- 今年度は「奈良・サマルカンド特別交流展」開催に向けた準備に焦点を絞り、令和9年度の開催に向けて計画の策定や、現地調査などを行います。
奈良市東部地域持続可能なまちづくりプロジェクト
【事業概要・実施背景】
- 奈良市東部地域では、地域住民の暮らしやすさやWell-beingの持続的な向上と地域の環境・社会・文化・経済が維持、発展される新しい社会基盤の構築を図り、持続可能な地域づくりを目指す『LocalCoop大和高原プロジェクト』に取り組んでいます。
- このプロジェクトの特長は、地域住民が身近な問題を自分事として地域の状況を知り意見を出し合い、取組について具体的に考え、議論し、意思決定を行う『住民自治』と、地域住民の主体的な支え合いである『住民共助』の仕組みを取り入れることで、少子高齢化や人口減少など人口動態の変化や気候変動といった社会変化によって引き起こされる様々な地域課題を解決するところにあります。
【これまでの取組と今後の展望】
- 月ヶ瀬ワーケーションルームONOONOを拠点として、行政・民間企業・住民なそれぞれの立場を超えた連携のもとで、月ヶ瀬地区の特産品を市街地の飲食店に流通させる「大和高原直送便」や、郵便局と配達ネットワークを活用した「おたがいマーケット」、メタン発酵による資源循環装置「MEGURU-BIO」、資源回収の新しい取り組み「MEGURU STATION」、循環型コミュニティバス「ぐるぐる月ヶ瀬」など地域のインフラ事業に取り組んでいます。
- これからも取り組みの輪を広げつつ、プロジェクトに関わりたい企業や個人を巻き込みながら、新しい地域課題の解決に取り組むことで、過疎地域の持続可能な暮らしのモデルとなり、その経験やノウハウが他の地域にも広がっていくことを目指します。
その他
『第2期奈良市総合戦略』に記載している幅広い事業が、本制度の寄附対象です。
【総合戦略に記載している事業(例)】
・誰もが子育てに関わり多様な生き方を認めあうまちを推進する事業
・地域の特性をいかした様々な働き方にチャレンジできるまちを推進する事業
・誰かのやりたいことが他の誰かのやってほしいことになる機会をみんなでつくっていけるまちを推進する事業
・命と生活を守るために自分たちで考え行動できるまちを推進する事業
・互いのつながりを大切にし今と未来をともにつくり出せるまちを推進する事業
その他にも様々な分野の事業に対する寄附のご相談を受け付けております。
3.ご寄附のメリット
【全プロジェクト共通のメリット】
10万円~:しみんだよりへの掲載(翌年度)、本HPへの掲載、感謝状の送付
300万円~:市善行表彰への推薦
1,000万円~:国紺綬表彰への推薦
プロジェクト名 |
プロジェクト個別のメリット |
---|---|
子どもたちの笑顔を守るプロジェクト(フードバンク事業) |
(10万円~) |
子どもたちの笑顔を守るプロジェクト(中学生・高校生等海外夢応援) |
(100万円~) |
平和的・未来志向の国際交流都市 世界の奈良市ブランドを創造するプロジェクト |
・(10万円~)内覧会へのご招待 ・(300万円~)開催レセプションへのご招待 ・(1000万円~)開催レセプションでのご登壇 |
奈良市東部地域持続可能なまちづくりプロジェクト |
設定なし |
4.ご寄附いただいた企業の紹介(ご寄附順)
令和7年度
企業名 | 所在地 |
---|---|
随時掲載 |
5.手続きの流れ
寄附の申し出
下記提出書類1・2を提出してください。確認後、寄附の受入時期等について調整のご連絡をいたします。
記入に関してご不明な点等ございましたら、下記お問合せ先までご連絡ください。
提出書類1
提出書類2
寄附金の納付
寄附申出書の受領後、納付書を送付いたしますので、本市指定金融機関にて納付をお願いいたします。
(ご入金される金融機関にもよりますが、窓口等にてご入金された日から、当市の取り扱い金融機関にて入金が反映されるまで1~2週間程度所要する見込みとなっており、受領証発送までしばらくお時間を頂戴することが想定されますので、ご了承くださいませ。)
寄附金のご入金を確認後、受領証を交付します。受領証は、税額控除の申告を行う際に必要になりますので、大切に保管してください。
なお、寄附対象事業の完了後に、事業費確定通知書を送付します。
税の申告手続き
送付した受領証を添付し、税の申告を行ってください。
6.寄附に関するお問い合わせ、寄附のお申し込み先
奈良市役所 総合政策課
〒630-8580 奈良市二条大路南一丁目1-1
電話:0742-34-4786
メール:sougouseisaku@city.nara.lg.jp