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奈良市子どもにやさしいまちづくり条例は、平成26年12月市議会に提案し、平成26年12月18日に成立しました。
この条例は平成27年4月1日から施行されます。
奈良市では子どもにやさしいまちづくりを目指して、奈良市子ども条例検討委員会を設置し子ども条例の検討を進めてきました。
平成24年3月に第1回の検討委員会を開催して以降、17回の検討委員会と6回の検討作業部会を開催し、併せて、子どもの声を聴くために、アンケート調査、児童養護施設等へ出向いてのインタビュー調査、子どもワークショップ、そして、未来をひらく子どもシンポジウムでの意見交換等の取組を行なってきました。そうした子どもの声も踏まえ、平成26年5月23日に検討委員会において中間報告を取りまとめ、その中間報告に対して市民の皆さま等から幅広いご意見をいただくために、パブリックコメントを実施しました。
そして、このたび検討委員会から「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例(案)」の最終報告を受けました。
奈良市子どもにやさしいまちづくり条例(案) 報告[PDFファイル/473KB]
奈良市子どもにやさしいまちづくり条例骨子(案)に対して、平成26年6月2日(月曜日)から平成26年6月30日(月曜日)の期間で市民の皆さま等からご意見を募集しました。
なお、実施した意見募集の結果についてはこちらをご覧ください。
「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例骨子(案)」に対する意見募集の結果
奈良市では子どもにやさしいまちづくりを目指して、奈良市子ども条例検討委員会を設置し子ども条例の検討を進めてきました。
平成24年3月に第1回の検討委員会を開催して以降、15回の検討委員会と5回の検討作業部会を開催し、併せて、子どもの声を聴くために、アンケート調査、児童養護施設等へ出向いてのインタビュー調査、子どもワークショップ、そして、未来をひらく子どもシンポジウムでの意見交換等の取組を行なってきました。
そうした子どもの声も踏まえながら検討を重ね、このたび検討委員会から「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例骨子(案)」の中間報告を受けました。
奈良市子どもにやさしいまちづくり条例 骨子(案) 中間報告[PDFファイル/463KB]
奈良市では子どもの生きる力を育み、子どもにやさしい総合的なまちづくりを進めることを目的とした子ども条例の制定を検討するため、奈良市子ども条例検討委員会を設置しました。
奈良市における子ども条例の制定に向け、その条文案を検討するため、奈良市子ども条例検討作業部会を設置しました。
奈良市子ども条例の制定に向け、その内容を検討するに当たり、子どもたちの意見や思いを取り入れるために、平成24年度に引き続き平成25年度も未来をひらく子どもワークショップを開催しました。
回 | 開催日 | テーマ | 参加人数 |
---|---|---|---|
第1回 | 平成25年8月1日(木曜日) | 仲間と出会い、奈良を見つめる | 8人 |
第2回 | 平成25年8月5日(月曜日) | 私たちの声を届けよう!(1) | 12人 |
第3回 | 平成25年8月7日(水曜日) | 私たちの声を届けよう!(2) | 11人 |
第4回 | 平成25年8月19日(月曜日) | 私たちの声を聞いてもらおう! | 15人 |
第5回 | 平成25年8月21日(水曜日) | 私たちがつくる子ども条例10箇条 | 14人 |
― | 平成25年8月23日(金曜日) |
奈良市子ども条例検討委員との意見交換 |
10人 |
シチズンシップ共育企画 代表川中 大輔 氏
奈良市内に在住する10歳から17歳の16名の子どもたちが参加しました。
奈良市内に在住又は在学している10名の大学生等が参加しました。
なお、サポーターに、ワークショップの運営補助等を効果的に行うにあたり必要な知識や技量を身につけてもらうためにサポーター養成講座を開催しました。
平成25年度未来をひらく子どもワークショップ報告書[PDFファイル/1.3MB]
回 | 開催日 | テーマ | 参加人数 |
---|---|---|---|
第1回 | 平成24年7月31日(火曜日) | 奈良市と私の「今」 | 28人 |
第2回 | 平成24年8月2日(木曜日) | 奈良市と私の「未来」 | 22人 |
第3回 | 平成24年8月8日(水曜日) | 奈良市と私の「未来」 | 28人 |
第4回 | 平成24年8月23日(木曜日) | 「未来」と「今」をつなぐ | 14人 |
平成24年8月24日(金曜日) | 12人 | ||
第5回 | 平成24年10月20日(土曜日) | 発表に向けてのまとめ | 16人 |
第6回 | 平成24年11月17日(土曜日) | 成果発表会 | 23人 |
※ 第4回は参加人数の関係で2回に分けて開催
シチズンシップ共育企画 代表 川中 大輔 氏
奈良市内に在住する10歳から17歳の34名の子どもたちが参加しました。
奈良市内に在住又は在学している12名の大学生等が参加しました。
なお、サポーターに、ワークショップの運営補助等を効果的に行うにあたり必要な知識や技量を身につけてもらうためにサポーター養成講座を開催しました。
平成24・25年度未来をひらく子どもワークショップ参加者に、ワークショップで出された意見や提案がどのように条例の検討に活かされたのかを、子ども条例検討委員から子ども達に説明するためのワークショップを開催しました。
子ども条例の制定に向け、その内容を検討するに当たり、普段声が届きにくい状況の子どもたちや保護者等の課題やニーズ等を把握するために、関連施設等に出向いて、インタビュー調査を実施しました。
平成24年8月28日(火曜日)から9月3日(月曜日)
対象施設等 | 調査対象 |
---|---|
奈良県中央こども家庭相談センター(児童相談所) | 職員 |
(福)奈良社会福祉院佐保山荘(母子生活支援施設) | 子ども |
(福)宝山寺福祉事業団愛染寮(児童養護施設) | 子ども |
(福)天理児童家庭支援センターてんり(児童家庭支援センター) | 職員 |
奈良つきあかりの会(非行と向き合う親たちの会) | 会の代表者等 |
ふきのとうの会(不登校・引きこもりを考える親たちの会) | 会の代表者等 |
子ども条例検討委員会委員と子ども政策課職員で行いました。
奈良市子ども条例を検討するにあたり、学校や家庭や地域社会における子どもたちの思いや課題など、また大人の子どもたちへの関わりや子ども観などを把握するために、市内の子ども(小学5年生、中学2年生、17歳の市民)と20歳以上の市民を対象にアンケート調査を実施しました。
一括ダウンロード
分割ダウンロード
アンケート調査報告書(概要版)[PDFファイル/1.7MB]
奈良市子ども条例検討委員会コメント[PDFファイル/519KB]
奈良市では子どもの生きる力を育み、子どもにやさしい総合的なまちづくりを進めることを目的として、子ども条例の制定を検討しています。その意義を市民の皆様と共に考えるためにシンポジウムを開催しました。
開催チラシ(平成25年5月19日)[PDFファイル/246KB]
「地方自治と子ども施策」全国自治体シンポジウムは、地方自治のもとで地域において子ども支援や子育て支援にむけた子ども施策のあり方やまちづくりの展望を見出すために2002年から毎年開催されています。
このシンポジウムは、子ども施策・事業のあり方やまちづくりの展望を見出すために求められているものは何か、どのようにすれば実現できるのかなどについて、自治体関係者と研究者・専門家などが連携・協力をしながら、情報・意見交換や研修をする機会であり、さらに創意工夫ある取り組みをしている自治体をネットワークしていく機会となっています。また、このシンポジウムには、自治体職員や研究者・専門家にとどまらず、子ども施策に関心を寄せる議員や多くの市民・NPOなども参加しています。
このシンポジウムの分科会「子ども参加」において、奈良市の子ども条例検討における子ども参加の取り組みについて、報告を行いました。
松本市中央公民館(Mウィング)(長野県松本市中央1-18-1)
地方自治と子ども施策」全国自治体シンポジウム2013実行委員会・松本市
「地方自治と子ども施策」全国自治体シンポジウム2013in松本 報告書[PDFファイル/1.3MB]