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本市は、これまで数次にわたり行財政改革を実施してきましたが、平成23年度に策定しました「奈良市第4次総合計画【前期基本計画】実施計画の財政見通し」のなかで、今後大きく収支が不足することが明らかになりました。
そこで、平成23年度から平成27年度までの5年間を推進期間とする「第5次奈良市行財政改革大綱」及び「奈良市行財政改革実施計画」を策定し、さらなる行財政改革の推進を図ることで、その収支不足の解消をめざすこととしました。
この行財政改革の基本方針と具体的な計画に基づき、行財政改革を推進していきます。
本大綱は、平成23年度から平成27年度までの5年間、本市が重点的に行財政改革に取り組むうえでの基本方針です。
「第5次奈良市行財政改革大綱」[PDFファイル/4.6MB]
「奈良市第4次総合計画」に掲げる都市の将来像の実現による市民満足度の向上をめざす。
限られた経営資源「ヒト・モノ・カネ・情報」を有効活用する視点から改革すべき項目を抽出し、実施することが、本市の行政経営をスパイラルアップさせていくうえで有効な手法であると考え、行財政改革を推進していきます。
「ヒト」 |
~人材を活かした行政経営~ |
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「モノ」 |
~公共資産のアセットマネジメント~ |
「カネ」 |
~持続可能な財政基盤の確立~ |
「情報」 |
~透明度の高い行政経営~ |
行革に関する計画については、これまで市長を本部長とする「奈良市行財政改革推進本部」において、推進を図ってきましたが、本計画からは、市民や外部の有識者の意見を取り入れる機会を積極的に創出していきます。
これにより、市民等とともに考え、ともに計画の推進を図っていきます。また、これら関連情報についても随時公表していきます。
第5次奈良市行財政改革大綱に基づき、その内容を具体化していくため、経営資源「ヒト・モノ・カネ・情報」を有効活用する視点から改革すべき項目を抽出し、まとめたものが本実施計画です。
第5次奈良市行財政改革大綱、奈良市行財政改革実施計画については、このページのほかに、市役所(行政資料コーナー)、出張所、行政センター、図書館、生涯学習センター、公民館でご覧いただけます。
平成27年度末時点での奈良市行財政改革実施計画の進捗状況をまとめました。
「奈良市行財政改革実施計画進捗状況(平成27年度末時点)」[PDFファイル/1.3MB]