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春日大宮若宮御祭礼図板木

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 春日社の祭礼である春日祭と若宮祭の様子を著した『春日大宮若宮御祭礼図』の板木です。
 同書は、「春日大宮御祭礼略記」・「春日若宮御祭礼略記」・「松之下行列」の3巻で構成されています。作者は藤村惇叙(じゅんじょ)で、享保15年(1730)・寛保2年(1742)の年記があります。
 板木は、本文がすべて揃っているほか、安永9年(1780)の刊記と表紙・数種の題箋(だいせん)が残っています。
 同書は祭礼記録として詳細で充実した内容をもっており、近世期の祭礼の形態がよくわかる資料です。現在の若宮祭でも行事次第の確認や行事の「古儀復興」(こぎふっこう)の際の基本資料として用いられるなど、春日祭・若宮祭という大和を代表する祭礼の資料として重要であり、その板木は貴重な遺品です。

春日大宮若宮御祭礼図板木の画像1春日大宮若宮御祭礼図板木の画像2

 
件名 春日大宮若宮御祭礼図板木
 附 木製収納箱
かな かすがおおみやわかみやごさいれいずはんぎ
 つけたり もくせいしゅうのうばこ
数量 42枚
指定(分類) 奈良市指定文化財(有形民俗文化財)
指定日 平成16年3月3日
所在(有) 奈良市春日野町160 春日大社
小学校区 鼓阪
形状等 「春日大宮御祭礼略記」板木 10枚
「春日若宮御祭礼略記」板木 16枚
「松之下行列」板木 11枚
表紙 2枚
題箋 2枚
安永九年刊記 1枚
板木は桜材を使用、両面に彫刻。
備考 江戸時代

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