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奈良奉行所与力・町代日記

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 奈良町の町政を担当した奈良町上町代(かみちょうだい)が、奈良奉行所で執務を行った際の執務日記5冊と、当番与力(よりき)による執務日記1冊です。
 町代は奈良町の有力町人から選ばれた町役人で、上町代2名と補佐役の下町代(しもちょうだい)3名が奈良奉行所内にある町代部屋(ちょうだいべや)に交代で詰めて、与力の指示のもと、町方と奉行所を取り次ぐ役割を担っていました。本書には、奈良町その他から奉行所に提出される訴訟や届の記録や触(ふれ)の覚書、奉行の動向や来訪者の接待の記録、春日若宮祭礼や興福寺薪能など南都寺社の行事のことなど、多彩な記事が収録されています。
 本史料は、奈良奉行所や奈良町の歴史資料の少ない寛文期を中心に、奈良奉行所の地域支配や当時の奈良町の社会状況、歴史を知るための基本史料として重要なものです。

奈良奉行所与力・町代日記

 
件名 奈良奉行所与力・町代日記
かな ならぶぎょうしょよりき・ちょうだいにっき
数量 6冊
(奈良奉行所与力日記1冊、奈良奉行所町代日記5冊)
指定(分類) 奈良市指定文化財(歴史資料)
指定日 平成17年3月8日
所在(有) 奈良市春日野町 個人
小学校区 鼓阪
寄託 史料保存館
形状等 紙本墨書
(1)奈良奉行所町代日記 寛文7年(1667) 縦32.1cm 横24.6cm
(2)奈良奉行所町代日記 寛文8年(1668) 縦31.4cm 横24.9cm
(3)奈良奉行所町代日記 寛文9年(1669) 縦32.6cm 横24.0cm
(4)奈良奉行所町代日記 寛文10年(1670) 縦32.5cm 横24.0cm
(5)奈良奉行所与力日記 宝永4年(1707) 縦28.0cm 横23.1cm
(6)奈良奉行所町代日記 文化4年(1807) 縦29.0cm 横22.8cm
備考 江戸時代

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