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嘉永七年六月大地震関係資料(「大地震難渋日記」・「地震帳」)

更新日:2021年1月27日更新 印刷ページ表示

 嘉永7年(安政元年 1854)6月15日に起きた大地震について、月ヶ瀬の村民がその有り様を記した記録です。この地震は「伊賀地震」などとも呼ばれ、京都府南山城村から奈良市月ヶ瀬付近を震源地として発生したもので、伊賀上野から奈良盆地北部にかけて大きな被害が出ました。近世の奈良を襲った地震のなかでも最大規模のもののひとつと考えられます。
 本史料は、ともに震源地付近でこれを経験した、体験者ならではの詳細な記録として貴重であり、地震の諸現象の記述は「地震史料」としても有益で高い価値があります。

大地震難渋日記
(1)大地震難渋日記
地震帳
(2)地震帳

 
件名 嘉永七年六月大地震関係資料(「大地震難渋日記」・「地震帳」)
かな かえいしちねんろくがつおおじしんかんけいしりょう(おおじしんなんじゅうにっき・じしんちょう)
数量 2冊
指定(分類) 奈良市指定文化財(歴史資料)
指定日 平成19年3月6日
所在地・所有者 (1)「大地震難渋日記」 奈良市月ヶ瀬石打2375-2 石打自治会
(2)「地震帳」 奈良市月ヶ瀬月瀬 個人
小学校区 月ヶ瀬
形状等 (1)紙本墨書 袋綴装 24.6×17.0cm 全11丁
(2)紙本墨書 袋綴装 24.6×16.6cm 全15丁
備考 江戸時代

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