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史料保存館 展示 月ヶ瀬梅渓展

更新日:2018年4月1日更新 印刷ページ表示

めいしかんばいず
名士観梅図 富岡鉄斎 1916年(大正5)

1831年(天保2)、頼山陽が友人と月ヶ瀬に来遊した時の様子を描いています。

  • 【期間】 平成27年1月14日(水曜日)~3月1日(日曜日)
    [休館] 月曜日、2月12日
  • 【時間】 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
  • 【入館料】 無料
  • 【内容】 月ヶ瀬は、江戸時代から梅の名所として知られ、多くの文人墨客が観梅のため訪れました。彼らは、月ヶ瀬梅渓の美しさを讃え、書画や詩文に表現しました。
     近代文人画の巨匠・富岡鉄斎「月瀬図巻」、月ヶ瀬を天下第一の梅の名所と知らしめた伊勢津藩儒学者・斎藤拙堂「月瀬記勝」など、「香世界」月ヶ瀬梅渓に遊んだ文人たちの作品を通して、もうすぐ梅の季節を迎える月ヶ瀬に、思いをはせてみてはいかがでしょうか。
  • 【主な展示品】 「墨梅図」斎藤拙堂他 1862年(文久2)・「月瀬詩画図巻」斎藤拙堂他 1861年(文久元)頃・「月瀬図巻」富岡鉄斎 明治・「月瀬紀行」伴林光平 1881年(明治14) など
  • 【展示解説】 2月11日(水曜日・祝日)14時00分(30分程度) お申込不要
  • 【展示品紹介】

つきがせずかん しょ
つきがせずかん が

月瀬図巻 
富岡鉄斎 明治
本紙19.1cm×281.0cm
題字19.1cm×61.6cm

富岡鉄斎は、明治・大正期の文人画家です。月ヶ瀬に度々来遊した鉄斎が、梅渓を画題として描いた作品の一つです。月ヶ瀬の梅渓を「香雪世界」と讃え、川の流れに沿って、梅渓全体を描いています。

つきがせきしょう ひょうしつきがせきしょう とびら

月瀬記勝 
斎藤拙堂 1852年(嘉永5)
25.6cm×17.2cm
左:表紙 右:扉

伊勢津藩の儒学者、斎藤拙堂の月ヶ瀬紀行文です。拙堂は門弟や友人らとともに、1830年(文政13)に月ヶ瀬を訪れています。この書によって、月ヶ瀬梅渓は天下の名勝として広く世に知られるようになりました。

つきがせばいけいじゅうろくしょうちしんけいず

月ヶ瀬梅渓十六勝地真景図
岡本八谷編 1893年(明治26)
46.1cm×66.1cm

明治時代の案内図で、編者の岡本八谷は月ヶ瀬の人です。
左上に斎藤拙堂や頼山陽らの詩文、右下には梅渓実測図が添えられています。

※写真の無断転載禁止

展示のチラシ[PDFファイル/392KB]は、こちら。

 月ヶ瀬梅渓梅まつり期間中(平成27年2月15日(日曜日)~3月31日(火曜日))に、「名勝月ヶ瀬梅渓墨蹟展」(公益財団法人 月ヶ瀬梅渓保勝会主催)を、「月ヶ瀬梅の資料館」で開催します。こちらもあわせてご覧ください。「月ヶ瀬梅の資料館」<外部リンク>へのリンクはここをクリックしてください。(新しいウインドウが開きます)

イベント情報

  • 開催日:2015年1月14日から3月1日
  • 場所・時間等:
    奈良市脇戸町1-1
    史料保存館
  • 開催しない日:
    2015年1月19日
    2015年1月26日
    2015年2月2日
    2015年2月9日
    2015年2月12日
    2015年2月16日
    2015年2月23日

関連情報

奈良市史料保存館へようこそ!

ダウンロード

月ヶ瀬梅渓展チラシ[PDFファイル/392KB]

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