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ならまち歳時記~7月~ 奈良の酒 南都諸白の歴史

更新日:2018年4月1日更新 印刷ページ表示

 奈良の酒は室町時代のころから、おもに寺院で造られたので「僧坊酒」(そうぼうしゅ)と呼ばれ、とりわけ菩提山寺(ぼだいせんじ)(正暦寺)の酒が良い酒とされていました。安土・桃山時代には、それまでの濁酒(だくしゅ)にかわり、清酒の原型となる「諸白造り(もろはくづくり」、殺菌のための「火入れ」などの新しい技術が生み出され、奈良の酒は「南都諸白(なんともろはく)」と呼ばれる名酒として世に知られていました。

 当時の酒造りには、冬から春に造る夏酒、秋から冬に造る寒酒の二種類がありました。初夏には夏酒造りの「火入れ」が行われ、また江戸時代には夏向きの銘柄も造られており、夏は酒造りにとって重要な季節でした。

 7月の「ならまち歳時記」では、今、改めて奈良ブランドとして注目されている「奈良の酒 南都諸白」の始まり、奈良の酒屋の歴史について紹介します。

  • 【期間】 平成27年7月7日(火曜日)~平成27年8月2日(日曜日)
    [休館] 月曜日(7月20日(月曜日・祝日)は開館)・7月21日(火曜日)
  • 【時間】 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
  • 【入館料】 無料
  • 【主な展示品】 『奈良奉行所町代日記』(個人蔵・市指定文化財)、『大和名所図会』、『奈良繁昌記』、『奈良新聞』、あられ酒関連施釉陶器(高天町出土、奈良市埋蔵文化財調査センター蔵)ほか

大和名所図会 菩提山
大和名所図会(やまとめいしょずえ)
秋里籬島(あきさとりとう)著 春朝斎竹原信繁(しゅんちょうさいたけはらのぶしげ)画
寛政3年(1791)

奈良県全体を網羅した全6巻7冊の地誌であり、名所旧跡の案内書です。室町時代に「僧坊酒」で知られていた菩提山正暦寺の図が掲載されています。

名勝豪商案内記讃岐屋
讃岐屋の図

名勝豪商案内記菊屋
菊屋の図

大和名勝豪商案内記(やまとめいしょうごうしょうあんないき)
川崎源太郎編 明治17年(1884)

明治前期の奈良町の名所・商家・職人・学校などが記されています。江戸時代からの造り酒屋であった讃岐屋兵介(さぬきやへいすけ)、菊屋治左衛門(きくやじざえもん)などの店の様子が描かれています。

奈良繁盛記 表紙
奈良繁昌記

奈良繁昌記あられ酒の広告
表紙

奈良繁昌記 あられ酒の広告
あられ酒などの広告

奈良繁昌記

西田誠三編 明治32年(1899)奈良の商工業に関する案内書です。「商業の案内」、「工職業之部」、「技芸及雑業之部」の三部構成になっています。あられ酒などの広告が掲載されています。

※写真の無断転載禁止

イベント情報

  • 開催日:2015年7月7日から8月2日
  • 場所・時間等:
    奈良市脇戸町1-1
    史料保存館
  • 開催しない日:
    2015年7月13日
    2015年7月21日
    2015年7月27日

関連情報

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このページのお問い合わせ先

教育総務部 文化財課 史料保存館 (展示期間、内容は変更することがあります)
電話番号:0742-27-0169