本文
平成19年2月14日(水曜日)~3月31日(土曜日)
9時30分~16時30分 入館無料
休館日:月曜日 3月22日
史料保存館
奈良市脇戸町1-1
月ヶ瀬は
江戸時代後期に梅林が広がり
梅の名所として知られるようになりました
梅林の絶景は
風流を好む文人墨客に讃えられ
大正時代に名勝に指定されました
香世界、月ヶ瀬梅渓の観梅にかかわる資料を展観します
梅まつり期間中、月ヶ瀬観光会館で開催される「名勝月ヶ瀬梅渓墨蹟展」とともにご覧下さい。
そのほか、旧月ヶ瀬村教育委員会所蔵資料(沖森文庫)を中心に約30点を展示します。
明治26年(1893)
明治時代の梅渓案内図。
月ヶ瀬梅渓を絵画的に描き、詩文を配しています。
明和9年(1772)
月ヶ瀬梅渓を紹介した最初の随筆集。
月ヶ瀬を「梅世界」、「海外の佳境」と讃えています。
嘉永5年(1852)
儒学者、斎藤拙堂の紀行文。
この書により月ヶ瀬は「天下第一の梅の名所」の名を不動のものとしました。
安政5年(1858)
伊勢津藩藩主、藤堂高猷(たかゆき)の遊行の記録。
月ヶ瀬で観梅を楽しんだ様子がわかります。