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市立幼稚園における園児募集停止、休園及び閉園に関する基準を定めて手続きを明確化するとともに、「奈良市幼保再編基本計画[PDFファイル/954KB]」(平成25年1月策定)及び「奈良市幼保再編実施計画[PDFファイル/6.4MB]」(平成25年7月策定)を推進することを目的として、「奈良市立幼稚園における園児募集停止、休園及び閉園に関する要綱」を平成26年10月に制定し、平成27年度入園の園児募集より適用しています。
「奈良市立幼稚園における園児募集停止、休園及び閉園の基準に関する要綱[PDFファイル/73KB]
園児募集の結果、2年保育の園児の応募数が15名未満で、かつ翌年度の在園予定園児数が30名未満となる園については、翌年度における募集分から園児募集を停止することとします。
翌年度に在園する園児が0名となる幼稚園については、翌年度の閉園の手続きを行うこととします。
当該年度の途中で在園する園児が0名となった幼稚園については、その時点から休園の手続き及び翌年度の閉園の手続きを行うこととします。
※なお、統合再編等により特別な事情があると認める場合は、この限りではありません。
平成26年度入園園児募集を行ったところ、就園予定園児が0名となる園があり、急遽休園となる園がでてきたことで、地域の保護者に混乱が生じました。
市では翌年度以降休園の幼稚園について募集をするのか、また休園の園はいつまでその措置が続くのか、ということに関してこれまで一定のルールが設けられていなかったため、更なる混乱を招きかねませんでした。そこで、こうした一定の基準を設けることが必要となりました。
保護者が、園を選択する際の混乱を回避することと、幼保再編計画について、地域に提示し推進していくことを目的に策定しました。
幼稚園は、集団生活において協調性を育む場でもあります。少人数での保育には、きめ細やかな対応が可能となるメリットがありますが、より多くの同じ年齢の子どもたちとの触れ合いは、子どもにとっても貴重な経験となることから、適正規模の集団での学びは子どもの成長においても大切な機会であると考えています。
この基準により、幼保再編計画を推進することで、適正配置、適正規模のこども園の設置を進めることに寄与します。
市立幼稚園の園児募集結果における基準該当園と今後の方針については、以下のコンテンツをご覧ください。
奈良市立幼稚園園児募集結果における園児募集停止等基準該当園の今後の方針について
幼保再編基本計画・実施計画等の詳細については、以下のコンテンツをご覧ください。