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特集:奈良のあの道、この道。進む整備で住みよいまちへ (奈良しみんだより令和6年7月号)

更新日:2024年7月1日更新 印刷ページ表示

奈良のあの道、この道。進む整備で住みよいまちへ

敷島工区

市の中央に位置し、南北の地域をつなぐ主要道路「大和中央道」。
6月に、秋篠町から西大寺赤田町二丁目を結ぶ「敷島工区」が、25年の歳月をかけて完成しました。
南北の往来は、車での移動がメインとなる奈良市。
敷島工区の完成を機に、市の道路インフラを支える取り組みを一挙に紹介します。

市内の南北をつなぐ。大和中央道貫通への一歩

都市計画道路「大和中央道」の1区間「敷島工区」が、6月16日に開通しました。
ここまでの道のりとともに、交通への効果や課題について紹介します。

そもそも大和中央道とは?

完成した敷島工区

大和中央道は、昭和41年に都市計画決定された道路です。
3度の計画変更を経て、北は押熊町から南は宝来町までの4.61キロメートル区間が、大和中央道の奈良市域となりました。
平成6年には市街地をつなぎ、渋滞を解消する広域路線とされています。

奈良市域は、平成18年度に阪奈道路につながる「菅原工区(菅原町〜宝来町)」が完成。
今回完成した「敷島工区(秋篠町〜西大寺赤田町二丁目)」の他、「若葉台工区」が計画されています。


*都市計画道路…良好な市街地環境を整備する都市計画と、一体となって整備される道路
*工区…建築用語。長距離・広範囲工事の際に、施工単位として区切られた区域を表す言葉

大和中央道と市内の南北の道

 


敷島工区完成までの道のり

平成11年3月に県の事業認可を取得し、その後、地域への説明会や土地の協力を経て、平成23年度から工事に着手。工区を横断する複数の生活道路を生かしながら、工事を進めました。

敷島工区整備の軌跡

 

敷島工区完成で解消
また、古墳時代の史跡「赤田横穴墓群」等の発掘や、西迎寺墓地(秋篠町)周辺の山を削る等の大規模な土工事を行い、完成に至りました。

赤田横穴墓群の発掘時の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大和中央道のこれから

「大阪から奈良市内までは30分程度なのに、市内の南北を行き来する方が時間がかかる」と言われるように、市内の南北をつなぐ道路は限られています。
また、市内一円、車道はもちろん歩道も狭く、安全性を危惧する声もありました。

敷島工区が開通することで、これらの課題解消に向け一歩前進することを期待しています。
今後も、大和中央道の奈良市域貫通を目指して、「若葉台工区」の着手も検討していきます。

 

 

道路の課題解消に取り組んでいます

道路の改良は近隣のみなさんだけでなく、市内一円の交通渋滞や安全確保につながります。

近鉄学園前駅の南側が拡幅します「奥柳登美ヶ丘線」

近鉄学園前駅前の渋滞の多い交差点

国道24号線と並び、市内西部地域を南北に貫く奥柳登美ヶ丘線(登美ヶ丘三丁目〜六条西三丁目)。
近鉄学園前駅へのアクセス道路として、多くの車両が往来するため、長年の課題を抱えていました。
渋滞の解消や歩道の拡幅等に向け、現在、一部事業区間の工事を進めています。

奥柳登美ヶ丘線  事業区間

抱えている課題

  • 路線バスが多く通行する、近鉄学園前駅前の交差点。特に朝の通勤・通学ラッシュ時は、従来から渋滞が発生
  • バス同士の対向が難しく、渋滞の原因に
  • 西側(帝塚山学園側)は歩道がなく、安全柵等も簡易なもののみ
  • ガードレールがある東側も、歩道の幅員が狭い

 

対抗しづらい道路と細い歩道

今回の事業で解消するポイント

今回の事業で解消

駅前交差点付近の車線を変更

現状交互通行の3車線→左折専用レーンを設け、4車線に

歩道

人がすれ違うのがやっとの歩道→全区間、幅4メートルの歩道を確保(人も自転車も余裕をもって対向できるように)

 

災害対応にも大きな効果が

この道路は「第2次緊急輸送道路」として、指定されています。
災害直後から、避難・救助や物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な路線とされています。
合わせて無電柱化を行うことで、電柱が倒れて道が通れない事態を防ぎ、道路の機能をより向上させることにもつながります。

やすらぎの道から南へ。つながる「六条奈良阪線」

令和4年6月に六条奈良阪線で、JR万葉まほろば線をくぐる道(アンダーパス)が完成しました。
事業認可から48年越しの実現。
踏切を通らなくても市中心部との往来が可能になり、周辺道路の混雑の解消や、子どもを含む歩行者の安全等にもつながっています。

また、桂木町につながる東西工区にも着手しています。
この工区はアンダーパスから、桂木団地を通り抜け、県道木津横田線へつなぐ事業です。

さらに、そのまま史跡大安寺旧境内を西へと抜ける市道も整備予定です。
今後建設を予定しているJR新駅エリアや西ノ京と、ならまち・奈良公園周辺を結ぶ主要な道路となり、観光周遊ルートとして賑わいの創出や、通学路の安全、市内の南北道路の交通渋滞緩和も期待されています。

 

六条奈良阪線事業

Topic 都市計画道路以外も順次改善に着手

道幅が狭く、変則的で対向の車同士の事故が頻発する道路。
昨年度に具体的な設計を行い、歩行者の安全や事故の防止に向けて、事業を進めていきます。

道幅の狭い近鉄富雄駅北側道路

 

住みよいまちを目指して

「道がよくない」と言われることが多い奈良市ですが、地道に道路改善に取り組んでいます。
その一つに、道路の穴ぼこと街路灯の不点灯をスマートフォンで通報できる「市道路損傷通報システム」があります。
通報により、現場写真と位置情報が瞬時に分かるので、職員による現場・位置確認の手間を省略。
スピーディーに修繕対応できるようになりました。

【システムで解決につながった通報件数の推移】

通報システムで解消につながった件数

 

また、個人や法人が土地の所有者である「私道」は、市で修繕対応ができないため、所有者が整備しやすいよう「私道整備補助金交付制度」の要件を緩和し、制度の拡充を図っています。

 

指導整備補助の拡大

 

担当職員の声

広範囲に渡り、把握が難しい市内の道路状況。
システムによるみなさんの通報で随時補修ができ、きれいな道路が維持できます。
また、私道の維持管理は所有者にとって大きな課題だと思います。
市には工事に対する補助金や材料支給の制度があるので、まずは「私道整備なんでも相談窓口」に相談してください。
利用できる制度等を提案します。

 

問合せ

街路整備事業について:道路建設課(電話番号:0742-34-5461)、
市道路損傷通報システム・私道の補助について:道路維持課(電話番号:0742-34-5387)
しみんだよりに関するお問い合わせ:秘書広報課(電話番号:0742‐34‐4710)