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奈良市教育委員会と大日本印刷株式会社(DNP 本社:東京)は、学校と民間教育機関が連携し、個々の児童の能力や特性に合わせて作られた復習教材をもとに、遠隔指導システムを活用し、民間教育機関の講師が児童を指導する実証研究を共同で実施します。
なお、本実証研究は、経済産業省の「未来の教室」実証事業に採択され、平成30年11月22日(木曜日)より事業を開始しました。
事業実施に合わせ、次のとおり公開しますので、お知らせします。
平成30年12月11日(火曜日) 午後3時10分~3時50分
奈良市立柳生小学校
(住所:奈良市柳生下町138 Tel:0742-94-0223)
校長:坂上 典之
全校児童:48名
奈良市立柳生小学校5年生
(当日の受講予定者5名 ※火曜、木曜の2回の班に分かれています。)
※事前に保護者から同意を得た児童を対象に実施
政府は2018年に発表した「society5.0」の中で、AI(Artificial Intelligence:人工知能)やIoT(Internet of Things:モノのインターネット)が生活に浸透していくこれからの社会において、子供たち一人ひとりに応じた学びの提供の大切さなどを掲げ、その実現を推進しています。
そうした動きのなかで奈良市教育委員会では、「個別最適化された学び」への取り組みの一環として、「学びなら」事業を平成28年9月より推進しています。
この事業は、月1~2回の単元テスト実施後に、クラウド上のシステムでテストの解答内容を自動的に分析し、個々の児童の能力や特性に合った復習教材を提供するものです。
今回、奈良市教育委員会は、「学びなら」事業を基盤としながら、児童の個々の学びをより深めるために、学校教育と民間教育機関が連携し、児童が取り組んだ復習教材をもとに、遠隔システムで民間教育機関の講師が指導を行い、さらに学級担任と講師が指導内容を共有する実証研究をはじめました。