本文
奈良市では、車に頼らない快適で持続可能なまちづくりを考え、イベントを通して、対象の地域内で車を使わない空間を創り体感してもらう「モビリティウィーク&カーフリーデーなら」を奈良県初で実施します。
「モビリティウィーク&カーフリーデー」は、地球温暖化や大気汚染、渋滞など、都市部における車中心の生活から引き起こされる諸問題を解決し、持続可能な移動手段へと転換を目指すため、ヨーロッパを中心に昨年は世界で2,526都市が参加しています。
普段、マイカーを使う市民のみなさん、また近隣商店、観光客のみなさんに参加していただき、「奈良は車に乗らない方が暮らしやすい」「車がない方がお客さんが増えた」「奈良は車で来なくても楽しい」を体感してもらうことを目的としています。
ミニトマトすくい
COOLCHOICE啓発コーナー、自転車発電体験コーナー
間伐材を使ったおもちゃ作り
ソーラークッカーによる実演
自転車と歩くならみどころマップ
シェアバイクのパネル展示、使用方法と乗車体験
地産地消のブース 等
概算距離4km
モビリティウィーク&カーフリーデーなら実行委員会
奈良市(環境政策課・交通政策課・観光戦略課)、奈良県地球温暖化防止活動推進センター、特定非営利活動法人奈良ストップ温暖化の会(NASO)、奈良市地球温暖化対策地域協議会、奈良交通株式会社、株式会社奈良シティエフエムコミュニケーションズ
「モビリティウィーク&カーフリーデーなら」実行委員会負担金 1,500千円
日本での初実施は2004年(平成16年)に横浜市・松本市・名古屋市の3都市で、2017年(平成29年)には12都市(仙台市、さいたま市、横浜市、逗子市、松本市、豊橋市、金沢市、福井市、京都市、大阪市、高松市、那覇市)で実施しました。
ヨーロッパでは、毎年9月16日~22日に「ヨーロッパモビリティウィーク(※1)」という社会的なイベントが行われています。
環境問題を都市交通の面から対処していくため、また街に人中心の賑わいを創り出していくため、「車の使い方」を見直そうというものです。街本来のあり方を社会啓発し、車優先社会からの価値観の転換に向けた取組で、カーフリーデー(※2)はこのプロジェクトの中心イベントとなっています。
※1 ヨーロッパモビリティウィーク
2002年から実施されているカーフリーデーを発展させた欧州委員会(環境総局)のプロジェクトです。カーフリーデーの前一週間を都市交通を考える交通週間として位置づけ、新しい交通施策を展開する機会となっています。
毎年決められるテーマに従い、まる一週間、公共交通機関・自転車・生活道路等を考える催しが日替わりで行われます。
※2 カーフリーデー
1997年にフランスで行われた「車のない日」が発端となっている、車と都市・車と地球環境・車と都市文化を考える1日です。街では車に頼らなくても日常生活には支障がないことを実感してもらうために、都心部において1日マイカーを使わない地区を創り出し、市民一人ひとりが車のない都市環境を体験しその変化を実感します。1998年からフランス、2000年からはEUのプロジェクトになりました。
くわしくはこちらのページへ
モビリティウィーク&カーフリーデーなら2018
【リリース資料】「モビリティウィーク&カーフリーデーなら」の実施~今日は車をおいて出かける日/いろいろな方法で移動しよう!~[PDFファイル/1.4MB]
環境部 環境政策課
電話番号:0742-34-4591