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文化財建造物の登録の答申について(令和2年3月12日発表)

更新日:2020年3月12日更新 印刷ページ表示

令和2年3月19日(木曜日)に、国の文化審議会において文化財建造物の新規登録について答申があり、その中に奈良市内の藤岡家住宅主屋と永井家住宅主屋が含まれる予定です。
この結果、後ほど行われる官報告示を経て、奈良市内の登録有形文化財(建造物)の総数は、113件となる予定です。

※ 写真を使用する場合は「奈良市教育委員会提供」と明記してください。

藤岡家住宅主屋(ふじおかけじゅうたくおもや)

所在地

奈良市高畑町(ならしたかばたけちょう)

建築年代

昭和23年頃/平成28年改修

構造・形式・規模

木造平屋建、瓦葺、建築面積70平方メートル

登録基準

一 国土の歴史的景観に寄与しているもの


奈良町の東部、高畑町に位置し、旧柳生街道の北側に建ちます。短冊形の細長い敷地に、前面道路からやや後退して建つ町家です。
表構えは、中央に出格子を構え、外壁は中塗り仕上げとし、下方を板張りとします。
内部は、東側をトオリニワとし、西側に3室を1列に並べる構成です。

伝統的な町家の外観をよく維持しており、旧街道沿いの歴史的な町並みの形成に寄与しています藤岡家住宅主屋 正面外観

永井家住宅主屋(ながいけじゅうたくおもや)

所在地

奈良市南魚屋町ほか(ならしみなみうおやちょうほか)

建築年代

江戸末期/大正前期増築

構造・形式・規模

木造2階建、瓦葺、建築面積213平方メートル

登録基準

一 国土の歴史的景観に寄与しているもの


奈良町の西部、南魚屋町に位置し、南北通りの東側に建ちます。永井家は江戸時代には「布屋」の屋号で代々木綿問屋を営んでいました。

主屋は江戸末期頃の主体部と、大正前期頃に増築した落棟座敷で構成される間口の広い町家です。表構えはつし2階の形式で、虫籠窓(むしこまど)や袖卯建(そでうだつ)、丸太格子を設け、落棟座敷の前に高塀を建てます。内部は主体部の南側に土間、北側に2列6室の居室を配置して、その北側に落棟座敷を接続します。

「奈良格子」とも呼ばれる丸太格子を構えた、奈良の町家らしい外観で、全体に造りが良く、意匠も整った良質な町家です。町家の減少が進む奈良町西部において、かつての町並みの様子を伝える貴重な建物です。

永井家住宅主屋 正面外観

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【リリース資料】文化財建造物の登録の答申について [PDFファイル/343KB]

【添付資料】登録一覧 [PDFファイル/539KB]

問合せ先

教育部 文化財課 指定文化財係
電話:0742-34-5369

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