奈良市を訪れる観光客数等を調査する「奈良市観光入込客数調査報告」について、平成29年1月から12月までの調査結果がまとまりましたので、報告します。
トピックス
- 平成29年に奈良市を訪れた観光客は、1,631.4万人。前年(1,554.3万人)に比べて77.1万人増加。
- 宿泊客数は、180.6万人と、前年(158.2万人)に比べて+14.2%と大幅に増加。
- 外国人観光客数は199万人と、前年(157.6万人)に比べて26.3%増加しており、引き続き好調を維持。平成19年(49.2万人)からの10年間で約4倍に増加。
- 奈良市観光案内所案内件数の国籍・地域別割合は、中国、台湾及び米国が高い。また、全国の訪日外客数の国籍・地域別割合と比較すると韓国の割合が低く、フランスやスペインの割合が高いのが特徴。
- 【参考】奈良市に宿泊する外国人観光客の国籍・地域別割合は、中国が最も高く、全体の約66%を占めている。
- 修学旅行生徒数は、82.5万人で前年(86.9万人)に比べて5.1%の減少。
- 【参考】奈良市内の観光消費額は1,117億円と、前年(1,013億円)に比べて104億円の増加。
平成29年 奈良市観光入込客数
- 平成29年に奈良市を訪れた観光客は、1,631.4万人と、前年(1554.3万人)に比べて77.1万人(5%)増加。
- 宿泊客数は180.6万人と、前年(158.2万人)に比べて22.4万人(14.2%)増加。
- 平成29年に奈良市を訪れた訪日外国人客数は199万人で、前年(157.6万人)に比べて41.4万人(26.3%)増加。平成19年から平成29年までの10年間で、約4倍に増加している。
平成29年 国籍・地域別訪日外国人客の観光案内所案内件数
平成29年奈良市の観光案内所での案内件数※は約17.8万人。国籍・地域別割合は、中国が最も高く、全体の25.0%を占めている。また、全国の訪日外客数の国籍・地域別割合と比較すると、韓国の割合が低く(5.2%)、フランス(5.5%)やスペイン(4.8%)の割合が高いのが特徴。
平成29年 【参考】国籍・地域別訪日外国人客の宿泊者数
- 平成29年に奈良市に宿泊した訪日外国人観光客は、28.6万人で、前年(25.2万人)に比べて13.5%増。
- 奈良市の外国人宿泊客数の国籍・地域別の割合は、中国が66.1%で最も高く、次いで台湾、韓国、香港、米国の順。全国の外国人延べ宿泊者数の割合と比較すると、奈良市は中国の割合が高い他、東南アジアの割合が低く、豪州や欧州の割合がやや高いのが特徴。
平成29年 修学旅行生徒数
- 修学旅行生徒数は82.5万人と、前年に比べて5.1%の減少。
- 過去10年の推移を見ると、ほぼ横ばいで推移。
- 全国の在学者数が毎年約10万人減少する中、誘客のため、更なる対応が必要。
【参考】平成29年観光消費額および平成28年 国際会議開催件数
- 奈良市内の観光消費額は約1,117億円で、前年に比べて104億円の増加。公表を開始した平成25年以降、最高値を更新。
- 平成28年に奈良市内で開催された国際会議は39件。
ダウンロード
このページのお問い合わせ先
観光経済部 観光戦略課
電話番号:0742-34-4739
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)