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一昨年、奈良市は東アジア文化都市日本開催都市として、奈良の文化を世界へ発信するとともに、多くの文化交流プログラムを実施し、中国・寧波市や韓国・済州特別自治道との交流を深めました。
両都市との絆を未来に繋げていくため、大学生や高校生等を対象とした国際文化交流プログラム「東アジア文化創造NARAクラス」を昨年度より実施しており、今年度についても継続し実施します。
関連URL:http://www.city.nara.lg.jp/www/contents/1498019749079/index.html
[開催プログラム]
奈良の歴史や「アート」などをテーマに、バラエティに富んだ講師陣による講座やワークショップを行います。8月下旬に中韓の学生を迎えるにあたり、奈良の魅力を人に伝えるための知識と、異なる文化を持つ人とのコミュニケーションの方法について学びます。
<講師プロフィール>
法相宗別格本山清涼山 喜光寺 副住職。1987年生まれ。大阪府出身。
龍谷大学大学院文学部修士課程修了。18歳のとき、法相宗大本山薬師寺にて入山出家。
2015年より、行基菩薩入寂の寺である喜光寺の副住職に就任。薬師寺の研究機関である唯識学寮の研究員も兼務。
「心によりそう仏教」をテーマに、わかりやすい仏教を目指して全国で法話会を開催している。
<講師プロフィール>
1982年、奈良県生まれ。東京藝術大学大学院博士後期課程修了。
現在、奈良県立大学地域創造学部准教授。近年のグループ展に、「DOMANI・明日展」(2018年に国立新美術館)、「あいちトリエンナーレ2016」、「さいたまトリエンナーレ2016」など。
装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目し、市民や学生との協働によるプロジェクトを国内外で展開。「東アジア文化都市2016奈良市」の参加アーティスト。
奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」プログラムディレクター。
<講師プロフィール>
91年、寺田みさことダンスユニットを結成。
02年、「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)、「オーディエンス賞」をW受賞。
04年、京都市芸術文化特別奨励者。08年度文化庁・在外研修員として、ドイツ・ベルリンに1年滞在。
近年はソロ活動を中心に障がい者や高齢者との作品制作やワークショップの他、様々なプロジェクトを通してダンスと社会を繋ぐ活動を展開している。
代表作にドイツ障がい者劇団ティクバとの「Thikwa+Junkan Project」、京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者への取材が契機となった「猿とモルターレ」等。
著書に「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)。
立教大学 現代心理学部・映像身体学科 特任教授
中国・寧波市や韓国・済州特別自治道の若者を奈良に迎えて、交流プログラムを行います。参加者による各都市紹介やアート作品の共同制作、ワークショップなどを予定しています。
<ワークショップ講師>
西尾 美也 氏(美術家/奈良県立大学准教授)
砂連尾 理 氏(ダンサー・振付家/立教大学特任教授)
今年度プログラムは「アートと国際交流」がテーマです。「アート」を交流のツールに、日中韓の若者たちが自らを表現し、お互いの文化への理解を深めます。
7月15日(日曜日)から始まり、8月26日(日曜日)までプログラムは続きます。
【リリース資料】国際文化交流プログラム「東アジア文化創造NARAクラス」平成30年度プログラム開始について[PDFファイル/197KB]
市民生活部 文化振興課
電話番号:0742-34-4942
Fax番号:0742-34-4728