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奈良市役所本庁舎(中央棟・東棟・西棟)について、平成28年度に検討された補強案を基に、「将来に向けて永く愛される庁舎」を目標に、庁舎の長寿命化も見据えた具体性・実効性を高めた「奈良市本庁舎耐震化基本構想」を策定しました。
本庁舎(中央棟・東棟・西棟)は、昭和52年2月に旧耐震基準に基づき建築され、平成9年10月の耐震診断から一定の期間が経過していることから、平成27年度に耐震診断を実施しました。
その結果、大地震の際に建物に甚大な損傷が発生する恐れがあることが確認されたため、平成28年6月に外部有識者で構成する奈良市本庁舎耐震化整備検討会を設置し、様々な視点から検討を進め、補強による耐震改修を実施することが最善であるとの報告を得え、補強案を基に耐震補強計画案を策定しました。
本耐震化事業は、緊急防災・減災事業債の活用し、平成32年度末までの工事完了を目標としています。
(百万円)
耐震工事費 |
補強工事費 |
1,652百万円 |
2,057百万円 |
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非構造部材等工事費 |
405百万円 |
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長寿命化工事費 |
機械設備関連工事費 |
320百万円 |
966百万円 |
防水・サッシ等改修費 |
646百万円 |
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改修工事に伴う間仕切り等変更整備費 |
555百万円 |
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調査・設計委託費 |
127百万円 |
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合計 |
3,705百万円 |
非構造部材等工事費:
特定天井(中央棟1階市民ホール、西棟3階議場)の改修費、市民ホール内壁タイル改修費及び耐震工事に伴って行う屋上防水改修工事費等
(百万円)
財源 |
試算金額 |
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市債 |
3,409百万円 |
一般財源 |
296百万円 |
合計 |
3,705百万円 |
資産経営課
電話:0742-34-4724