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史料保存館 企画展示 昭和の奈良町の仏像研究家の足跡 太田古朴・仏像修理研究資料展示(令和2年2月13日発表)

更新日:2020年2月13日更新 印刷ページ表示

奈良市史料保存館では、令和2年3月3日(火曜日)~31日(火曜日)、史料保存館展示室で、昭和の奈良町の仏像研究家の足跡 太田古朴・仏像修理研究資料の展示を行います。

太田古朴氏の写真

昭和初年から奈良町に住み、仏像の修理や研究に取り組んだ、在野の仏像研究家、太田古朴氏(1914年~2000年)について、そのユニークな仏像研究の足跡を辿ります。

1.開催概要

会場

史料保存館 展示室
(奈良市脇戸町1-1)

会期

令和2年3月3日(火曜日)~令和2年3月31日(火曜日)

開館時間

午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)

休館日

月曜日(祝日は開館)

入館料

無料

2.展示の見どころ

太田古朴氏は、大正3年吉野町に生まれ、吉野工業高校工芸科を卒業後、新納忠之介が院長を務めた奈良美術院で仏像修理を学び、その後、独力で各地の仏像を調査し、それらの修理や研究に精力的に取り組みました。
また石仏研究にも精力を注ぎ、数多くの石仏を紹介しました。

今回の展示では、太田氏の代表的な修理研究と考えられる、伝香寺(小川町)の重要文化財 木造地蔵菩薩立像(通称「はだか地蔵」)、興善寺(十輪院町)の重要文化財 阿弥陀如来像などについて、氏が記した自筆調査ノートや仏像図面、写真、著作などを展示して、氏の仏像研究の足跡を紹介します。
(仏像の展示はありません)

3.展示関連講座

企画展示に関連して奈良の仏像修理研究について講座と現地見学を行います。
申込が必要です。

日時

令和2年3月12日(木曜日)
午後1時半~4時半(受付は午後1時~)

会場

ならまちセンター・史料保存館・伝香寺

講師

奈良国立博物館名誉館員 鈴木喜博さん

費用

400円

定員

30名

申込

往復はがきかEメールに住所、氏名(ふりがな)、電話、ファックス番号を書いて史料保存館へ。
1通1人限り。多い場合は抽選。

〒630-8337 奈良市脇戸町1-1
Eメール bunkazai●city.nara.jp(●を@に変えて送信) 

締め切り

令和2年2月21日(金曜日)午後5時必着

4.告知方法

奈良市ホームページ・twitter・関西文化.com・しみんだより2月号・チラシ配布・報道機関及び歴史街道推進協議会への情報提供、周辺施設への広報

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